整形外科的まとめBlog

整形外科専門医が監修しているBlogです。初期研修や整形外科についての話題を医療、法律、ネット文化を幅広く取り扱います。専門医試験対策はアップデートされますので過去ログ参照してください。青森・東京・関西圏対応

研修医が救急外来のおばちゃんナースから無事卒業する日。

救急外来のおばちゃんナースの言うことから卒業する日

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 研修医1年目の時はERナース達の言うことは絶対でした。ERナースは普段怖い人と接しているからか、やや怖い方が多い印象があります。。

そうなんです。最初はアレ?と思うところから。

 最初はただナースの言われるままに仕事をこなしていればいいと思ってました。しかし、1年もたたないうちに、不思議に思うことも出てくるはずです。いわれのない責任を押し付けられたり、言った言わない論争になったりと、、

そうです。それは”巣立ち”のときなのです。

 医師と看護では役割が異なり、基礎的な勉強も異なっています。もちろん専門的に研修してきたナースの言うことはたいがいあっていることが多いですが、ナースはナースであり、外来でも病棟でも仕事の効率を優先する傾向があり、Pitfallをつぶしにかかる医師の思考回路とは異なる可能性があります。
(もちろん逆に足りない部分を指摘してくれたりする場合もあるので、臨機応変さが必要ですが、、)

 診断を最短でみつける事と、否定しておくことの重要性と思考過程がやや異なる印象を受ける場合が多いですね。

 もちろん職場での看護教育や雰囲気の影響が大きいと思いますが、仕事の効率を求めるあまり、必要な部分もすっ飛ばしてミスした時の責任はナースではなく自分にあるということを肝に銘じてERをこなしましょう。
(そしてもちろん言うこと聞かない変なドクター扱いされないようにフォローも忘れずにね。)

 医師は医師の仕事を、ナースはナースの仕事をきっちりやることで、この問題は解決できると思いますし、逆に言えば、本当は必要なことはある程度決まっており、本来本当に必要な仕事量はどうやってもあまり差はないのだと思っています。

 僕の指導をしてくれたおばちゃんナース、つまり私のERにおける師匠のERナースは持病がもとでもう引退してしまったそうです。

私の勇姿を見せられなかったなぁとすこし残念です。





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伸筋腱損傷:指が一本が拘縮・癒着で動かなくなるということ。邪魔なやつはいない方が仕事ははかどる?

MP/PIP関節が動かないとこのご時世困ったことになりうる。

今日、PCをこれだけ使う時代なので、指がかなり致命的な怪我になります。つまりは料理で少し指深く切っちゃったくらいの怪我で、職を失う可能性があります。なぜって、指が動かないからですよ。

どうして指が曲がらないかというと、背側の傷では指を伸ばす腱が切れている、もしくはくっついて滑走しないことが原因ですね。指を伸ばす腱は複雑に入り組んでいて、この部分には3本くらいの繊維が入り混じり交差していて、とても複雑に動いている。具体的にいえば、LateralBandもしくはCentral slipの断裂もしくは癒着があるんだと思います。

ここの損傷は、当初はROM的に大丈夫なように見えても損傷に応じて全例あけて(手術して)完璧に丁寧に修復してきました。腱が大きく欠損している場合もあるので、なるべく修復して術後長期にフォローです。ご存知の通り伸筋腱損傷にはさまざまなプロトコールがあります。部位によりますが多くは保存療法でよいと書かれていますね。

しかしながら修復しても見栄えがよくならなかったり、かえって悪くなった印象もあったのと、ROM悪化例をこれまでさっぱり経験しなかったので、これまでこの治療に本当に意味があるかどうか確信がもてなかったのです。
(これまで私の腱損傷見逃し例はレジデントの時のEPL断裂一件です。あんな小さな傷で腱切れてると思わなかったんですよ。指動かないとも訴えなかったし、、)

でも今日の人を見る限り、悪化時の結果は悲惨ですね。今日の人はずいぶん前に発症した陳旧性のCentral slip断裂。初診は本当にちょっとの包丁傷だったのです。。
(他院外科ドクター処置というやつですね。。整形外科でも多分同じ感じでしょうね。。)

こんなのはROMトレーニングしても、もし腱が切れてしまっていると、切れているものは元にもう戻らない。関節なんか固まりだしたらもうアウトであります。(つまり固まるまでの2週間が勝負)

多分、伸筋腱はいったん癒着したり、悪さすると、なぜか断端の腱組織が癌組織みたいになって周囲にへばりつくから、なにやってもだめだろうなという感触を持っています。
(もちろんさまざまな再建術がありますね!RAの人の手術をよくみましたが、そこそこ動くようにはなりますね。でもそこそこで完全ではなかったでしたね。。。)

この疾患は最初の診断がだめなら絶対だめな典型例かなと。初診がすべてを決める。

たかが指一本、されど指一本。指一本の治療にかかる時間は2ヶ月以上に及び、費やされるエネルギーといったら、、、トイレで利き手で紙もふけない苦痛を2ヶ月以上というのはわりとしんどいですよね。人を攻撃したくなる気持ちも理解はできます。(って本当にやらないでくださいね!!!)

 再接着を経験してきたものとしては、機能を失った指は治療をするのも1手ですが、MPまで固まった場合は治療困難な場合の定石は切断もありうると考えています。なぜって、それは修復よりも仕事の復帰が早いからです。。。




(もちろんまずはお近くの手の外科センターにて治療法をまず相談するのが良いと思います。よろしくお願いしますね。)

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整形外科クリニカルパス PLF(後側方固定術or腰椎固定術)/PLIF(腰椎後方椎体間固定術)の看護計画

*PLF(posterolateralfusion)もしくは(posterior lumbar fusion) 後側方固定術or腰椎固定術
PLIF(posterior lumbar interbody fusion) 後方進入腰椎椎体間固定術
についてまとめてみます。
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 (PLFとPLIFの違いは、術後のレントゲンをよーく見てくださいね。腰椎の間にスペーサー(レントゲン透過性タイプのものもあります。)があるのがPLIF、ないのがPLFです。PLFの骨移植はたいがいロッドの外側においてあります。人工骨を混ぜないと骨移植してるかどうかわかりませんが、これら固定術は骨移植がキーになるので、骨移植の状況などもあわせてチェックしてみてください。)

 PLFもしくはPLIFのクリニカルパスです。パスの内容をまとめてみました。広範囲の固定の場合(3椎間以上)の場合は、1週以上離床を遅らせる場合があります。骨粗鬆症の強い場合、骨切りを追加した場合、人工透析の方の固定術の場合、などでは3-4週程度離床が遅れたり、体幹ギプスを併用したりもすることがあるので、このパスが絶対的に使用しているわけではないことをご理解ください。

Day1 入院日 
     入院オリエンテーション(既往歴チェック、術前投与薬・投与中止薬確認。入院概要説明。)
     手術術前オリエンテーション(麻酔科スタッフ・手術部スタッフ。)
     安静度フリー

*重要なのは抗凝固薬中止確認。術前投与薬確認。術前ADLの確認。などです。

Day2 0POD
    手術前看護 当日術前6時間前より絶飲食。排泄。術前点滴。術前投与薬確認。
    手術後看護 術後チェック。排泄(尿管管理)。

    手術術後回診。術後IC。
    安静度:Bed上安静。SBDに注意。。転落に注意。体交など配慮。

    全身評価 バイタルサイン 手術中のIn&Out 術後のIn&Out(術後のSBD管理、輸液指示(自己血・輸血・輸液負荷)など) 下肢血流なども可能であればチェック。(CR:capillary refill)
    鎮痛コントロール ボルタレン座薬などパス通り 麻痺チェック。
    沈静の指示 不穏への対策   

*重要なのは術前術後の看護です。術後気をつけることは麻痺の確認、鎮痛・沈静の程度など。SBDや点滴が抜けないように気をつけましょう。
*手術中のIn&Out(術中出血量、術中輸液内容、尿量、などなど)と術後のIn&Out(術後廃液量、術後輸液量、術後尿量 などなど)がキーポイントです。
*不穏になる場合、出血性ショックが背景にあることもあるので、鎮静剤を使用する場合は気をつけて。
*痛みが変に強い場合は血腫等の可能性もあるので主治医連絡も考慮する。

*よく聞かれるのはドレーンクランプの指示と輸液負荷の支持です。ドレーンは廃液が多すぎる場合は自然圧の指示を出し、輸液負荷の支持はバイタルサインが不安定になるか、もしくは尿量が確保できない場合に必要になります。各病棟で量はだいたい決まっていると思うので、チェックしてください。もしそんなの決まっていない、誰もわからないということであれば、依頼を頂ければスタッフが講義に出向きます!

Day3 1POD
    手術後看護 術後チェック。抗生剤終了にて点滴抜去。食事。清潔。更衣。排泄(尿管管理:動ければ抜去)。
    食事開始。痛みの程度で介助必要。
    安静度:Bed上安静。(30度BU可。)SBDに注意。転落に注意。体交など配慮。

    全身評価 バイタルサイン 術後のIn&Out(術後のSBD管理、輸液指示(自己血・輸血・輸液負荷)など) 下肢血流なども可能であればチェック。(CR:capillary refill)
    鎮痛コントロール ボルタレン座薬などパス通り 麻痺チェック。
    沈静の指示 不穏への対策   
    安静度:状況によってはBed上安静。SBDに注意。体交など配慮。コルセットはSBD抜去後から。

*食事が始まるので注意。鎮痛・沈静の必要性、麻痺の確認など。SBDや点滴が抜けないように気をつけましょう。

*上記0PODの注意事項は継続観察です。

Day4 2POD SBD抜去。(状況によっては留置継続。)
     手術後看護 術後チェック。食事。清潔。更衣。排泄(尿管管理:動ければ抜去)。
     安静度:Bed上安静。(60度BU可。)転落に注意。体交など配慮。コルセットはSBD抜去後から。

    全身評価 バイタルサイン(心不全監視) 下肢血流なども可能であればチェック。(CR:capillary refill)
    鎮痛コントロール ボルタレン座薬などパス通り 麻痺チェック。
    沈静の指示 不穏への対策   
    安静度:状況によってはBed上安静。SBDに注意。体交など配慮。コルセットはSBD抜去後から。

*SBDは硬膜損傷などがあると留置期間が長い場合があります。転倒に注意していきましょう。

*バイタルサインがとりあえず落ち着いて(落ち着けてください!)来るころですが、ここらから水がかえってくる時期です。つまり心不全に陥ることがあるので、継続してバイタルサインなどに注意です。

Day5 3POD手術後看護 食事。清潔。更衣。排泄。
     Bed上安静。(端座位許可、90度BU可。)転倒に注意。

*転落・転倒に注意していきましょう。

Day6 4POD手術後看護 食事。清潔。更衣。排泄。
     離床開始:安静度:コルセット着用してフリー。転倒に注意。

*転倒に注意していきましょう。

Day7 5POD 
    手術後看護 食事。清潔。更衣。排泄。
    安静度:コルセット着用してフリー。転倒に注意。

*転倒に注意していきましょう。

Day8 6POD 
    手術後看護 食事。清潔。更衣。排泄。
    安静度:コルセット着用してフリー。転倒に注意。
     
*転倒に注意していきましょう。

Day9 7POD 
    手術後看護 食事。清潔。更衣。排泄。
    安静度:コルセット着用してフリー。転倒に注意。
    創処置:創処置後問題なければシャワー可能

*転倒に注意していきましょう。

以後、2週間で抜糸。感染兆候なく、歩行可能であれば退院で、歩行が難しそうであれば転院も視野に入れてリハビリ継続となります。

皆さん1-3週で退院ですね。移植骨が固まるのには数ヶ月かかるので、その間は無理をしないことが肝要です。だいたい一ヶ月くらいで腰痛は改善して問題なくなります。コルセットの装着期間は3-6ヶ月くらいでしょうかね。軽作業は一ヶ月から可能。三ヶ月からランニングなど可能。普通に生活は半年で許可しますが、重労働などはあまり薦めませんね。。

*術後気をつけなければいけないのは、出血性ショックの対応と、血腫による麻痺を見逃さないことです。もちろんケアレスミスとしては、点滴・SBD・尿管の自己抜去(不穏の方に多い)、転倒などがありますね。

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整形外科看護の話題はこちらデス!
http://www.orthopedic.jp/archives/cat_50049077.html




アウトブレイク:ノロウイルスとの仁義なき戦い。。ノロウイルスは病棟看護でぶっとばせ!

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ノロウイルスが流行っていたりすると、いろいろ困りますね。

困るポイントとしては、
・下痢の人にノロウイルスの検査とかイチイチ出す出さないのがめんどくさい。
・”あれ?どこいっちゃったの”的な患者さん隔離的なBed管理で困る。
・看護師に感染して貴重なスタッフの数が減少してしまう。
・ナース・PT通して遠隔地転移を起こすので、病院全体の取り組みが必要。

などなど、困りますね!

別にノロだからといって、単なる感染性の腸炎のウイルスなので、どうと言うことはないのですが、
やっぱり院内感染が止まらない時はさすがに焦ります。

そして高齢者には時に腸炎は結構大きな打撃になります。多くの整形外科の手術後の患者さんは動けませんので、体力を消耗してしまうのです。そして頚部骨折、THA、脊椎関連などで臀部に近い手術も多いので不潔っぽくて嫌ですね。。

ちなみにナースや助手さんにとっては病棟業務が半端なく増えて厄介だそうですね。。

今回はノロウイルスのCDCガイドラインの訳から面白い部分を抜粋してみます。
http://www.hica.jp/cdcguideline/norovirus/CDCguideline2011.htm

・嘔吐や下痢への暴露を避ける。>避けれたら苦労しないぜ!姉さん!
・患者は個室で接触予防策の下に置く。>部屋が余ってたら苦労しないぜ!姉さん!
・症状が収まってから少なくとも48時間は接触予防策の下に置く。 >2日間ね。。個室代がパーでトホホだよ。姉さん!

・新たな入転院に対し病棟閉鎖を考慮する。>閉鎖してほしいよ!姉さん!!
・ノロウイルス感染症に合致した症状のある医療従事者の病気休暇方針を作成し遵守する。 >休みをおくれよ!つらいよ姉さん!!(切実。。)
・病棟での一患者コホートに対するスタッフケアを保証し、患者コホート間を移動させない。>そんなにリソース余裕なーいんじゃないかなぁ。がんばってよ姉さん!
http://www.micks.jp/jhi/2012/09/20120905.html

ってことで、病棟管理で防げる問題も多いからICTチームのせんせ、よろしくお願いしますねー。

 僕は日常的な病棟管理(患者配置・人員配置など)や日常的な衛生管理(トイレ・手洗いなど)に鍵があるんじゃないかと思っていますが、経営の問題もありなかなか難しいですねぇ。
(という意味でこの戦いには実は仁義がないんじゃないかと、、、)




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これまでの感染症関連の記事はこちら。
http://www.orthopedic.jp/archives/cat_50048754.html

PSIKO(プシコ) って雑誌ありましたよね。。

電車中吊り広告にPSIKOの宣伝が出た時に、そのネーミングセンスに思わず苦笑したものでした。
狙っているの?(PSIKO=プシコ 業界用語で”き@@い”さんのこと。)
と思って、最初から廃刊にならないか心配していましたが、
やっぱり1年くらいで廃刊になってしまいました。
http://www.fujisan.co.jp/product/1281681385/b/list/?page=1&schedule_id=list&schedule_id=list
そして非常にシュールに感じるのはこの雑誌の表紙を飾っているPSIKOな方々ですね。


菊川 怜って見かけによらずプシコだったんですか。。それにしてもまだ若い!ですね。


米倉涼子この写真だとちょっとプシコきてる気もしますね。。なんとなくわかります。


江角さん、わりとまともそうに見えたんですが、プシコだったんですか。。


木村佳乃もプシコだったんですか。。離婚の騒動もそういえばそういう気もしないでも。。。

結構プシコっていうネーミングと女優が重なってると来るものがありますね。
私も電車の中で笑いが止まりませんでしたから、、、、
内容は面白そうなのに、残念な結果になりこの雑誌名前をつけた人の責任は大きいかと、、

ちなみに英語のpussyって変な意味だったんですね。存じませんでした。。

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整形外科医が選ぶチャイルドシート考 選び方 安全性などなど

いやはやチャイルドシート、取り付けめんどくさいですよね。僕の小さな時にはこんなのなかったのに、、、
イヤイヤ!もとい!
チャイルドシート、たくさんあって何を選べばいいのかわからないですよね。
整形外科医的に判断できればよかったのですが、
僕には何を基準に考えればいいのか一切わからなかったので、

手っ取り早くタカタのおねいさんに聞いてしまいました!
http://www.takata.com/childseat/index.html

おねいさんの話の内容は、
・基本的には固定タイプがiso-fixかシートベルト固定タイプで分かれる。
・あとは年齢別で4歳までのチャイルドシートとそれ以上のジュニアシートに分かれる。
・安全性は郭外天下り団体がテスト結果を出している。

(ちなみに乳児+幼児の安全性のW優はタカタだけです!とのこと。)
http://www.nasva.go.jp/mamoru/download/catalog_child2012/index.html

という形だったかと記憶しています。

下はamazonによるわかりやすい説明文です。
チャイルドシートの選び方-出産準備・お悩み解決-スペシャル


結局ですね、ポイントは、
・子供がつけるきにならないとチャイルドシートはなかなか装着させられない。
・しっかりつけられることが重要。取り付け方がきっちりできていないことが多い。
・子供の年齢の現状と分布が重要。


ということで、内容はそこまで重要にならないかもしれません。
というわけで、0-4歳のチャイルドシートをとりあえず1つ購入することにしました!

(ちなみに生産終了品のようなので、なくなってしまうかもですね。)
ジュニアシートは以下がよさそうでした。

って単にお前がチャイルドシート買っただけじゃねーか!!
イヤ!鋭いご指摘!おっしゃるとおりです!


あまりにタカタのおねいさんの説明がすばらしすぎたので、是非共有しようと思い立ちblogに書いたわけでした。




 最後に整形外科的に補足してみます。整形外科でみる子供の外傷はほとんどが軽症で大人のように後遺症を残すことは少ないのです。救命センターにしばしばはいる子供の外傷は、骨盤骨折、頭部外傷、など結構重傷なこともあります。しかしながら症例数はそんなに多くはありません。四肢外傷のときに整形外科が小児外傷を担当することはありますが、正直なところ事故調査、衝突実験、チャイルドシートの開発をしている人のほうが、交通事故の安全性については詳しいと思います。興味があれば、タカタのおねいさんか、小児事故調査専門の研究者の先生を紹介させていただきます。

以下小児科医師の主張が重要です!
http://blogs.yahoo.co.jp/dr_higemegane/36791146.html

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読者からの声 その一 初期研修のローテーションについて 整形外科希望者の場合

紅葉がきれいな季節になってきました。日の落ちる前にみなさんは帰れてますか?

今回は読者の方からこんなメッセージを頂きましたので紹介させていただきます。
____________________________
 初期研修について質問です。今まで救急・集中治療科、外科と3ヶ月ずつローテートし、今後は神経内科を3ヶ月研修する予定となっております。二年目の選択科目の希望調査を行っており、来年度は地域1ヶ月、麻酔科3ヶ月以外に、救急・集中治療科、整形外科、形成外科、皮膚科もしくは放射線科を選択しようかと考えております。 
 2年目から後期研修に関しては上記の様に考えております。まだ不確かな部分が多いですが、2年目の選択等でアドバイスなどございましたら、ご教示いただけたら幸いです。
____________________________
がんばって返信してみます!
____________________________
初期研修について質問です。今まで救急・集中治療科、外科と3ヶ月ずつローテートし、今後は神経内科を3ヶ月研修する予定となっております。
____________________________
>2年間の研修が1年に短縮になったとかは、あれは大学病院とか一部の病院だけなんでしょうか?学生の時にしっかり教育しない分の2年間を医師としてのトレーニングに費やすという壮大な医療リソースの無駄使いを進める厚生労働省ですが、いいかげんにしてほしいところですね。でも医局にしばらくはいらないでもいい制度もメリットはあるのかもしれません。
____________________________
二年目の選択科目の希望調査を行っており、来年度は地域1ヶ月、麻酔科3ヶ月以外に、救急・集中治療科、整形外科、形成外科、皮膚科もしくは放射線科を選択しようかと考えております。
____________________________
>ERは面白いかもですね。でも整形外科医としての今後のスタンスですが、田舎で働く分には総合医として働く必要があり、麻酔科のバックアップもあまり望めないですから、昔のように半年くらい麻酔科研修をしてもいいのかもしれません。ただ、研修医は研修医当直で2年間ERまわっていれば、そこそこERはできるようになるので、他の知識を身につけてもいいかもです。

今後整形外科医としてPCPSをまわすことや血液浄化装置を回すことはあまり考えられません。そもそもCVを入れるのも危険なので、どこまで自分として技術を確立、維持するかを計画したほうがいいでしょう。将来ERで働くか、麻酔科のいない田舎で医師をする以外には全身管理は整形外科にはあまり必要ない現実もあります。整形外科の手術は出血1000-2000cc程度のもので、5000ccを超える場合はよっぽどだと思うので、そこまで術後管理は必要ない気がします。

>整形外科周辺だと、ご指摘の通り、皮膚科、形成外科、放射線科は面白いかもですね。同期は皮膚科面白そうでしたし、後輩は放射線科役に立っていそうです。整形内科的にもとても有意義かと思います。形成外科の皮弁の知識もあったほうがいい場合もあるので、整形外科的には一般外科、脳外科、皮膚科、形成外科を回るのは面白いと思います。ただ、整形外科も骨軟部腫瘍から小児整形外科までかなり幅広い分野であることは間違いありません。整形外科をまっとうに研修するのも結構タイヘンです。
____________________________
2年目から後期研修に関しては上記の様に考えております。まだ不確かな部分が多いですが、2年目の選択等でアドバイスなどございましたら、ご教示いただけたら幸いです。
____________________________
>いろいろな科を回れるというのはいいチャンスでもあるので是非是非がんばってください。

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マンガeせいけい 第二話 整形外科と慢性腰痛

 整形外科的blogではblog内容の漫画化を前回から開始しています。イラストレーターの先生方に協力していただき漫画化を随時進めてきます。ご協力いただいているイラストレーターの先生方、よろしくお願いいたします。こういう漫画がよみたい!こういうストーリーを書いてほしい、などなど、イラストレーターの先生への応援含めて皆様よろしくお願いいたします。tadasi24

第2回目は”整形外科と慢性腰痛”をテーマにしました。
ご協力いただいた季節キノコ先生ありがとうございます。

http://tbs9540.blog3.fc2.com/

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 慢性腰痛で整形外科的に手術が必要になる疾患は、腰椎分離症、LCSで腰痛がある場合、変性側湾症、腰椎すべり症、仙腸関節OA、などでしょうか、、、腰痛だけで手術になるというよりは、やはり椎間板変性などによる機械的不安定性により神経や組織を傷害するので、除圧とともに付随する脊椎不安定性を固定する必要があるので、手術で除圧+固定!というのが最近のスタンダードなのかなと思います。最近は脊椎のアラインメント(全体的な形態)に注目された論文が多い傾向がありますね。

 ただ固定術をするのあたってもやはり運動療法をどう組み合わせるのかというのも重要かと思うので、術前術後とPTと協力して手術を計画していきたいですね!

 そして刺青がある方々ですね、もちろんその道のかたもいらっしゃいますが、外国人で普通に刺青がある方も厳しいようです。整形外科blogは、”刺青のある人も入れるスポーツクラブを運営していきたい!”という切なる夢もありますので、今後”金銭的な”応援をよろしくお願いいたします!!
(常識的に、1つのプール付のスポーツクラブ運営するのって1億円じゃ効かないと思うんですけどね。よろしくお願いしますね!!)

 整形外科的な腰痛については
http://www.orthopedic.jp/archives/52047456.html
に記載しています。

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マンガのバックナンバーはこちら!
http://eseikei.wordpress.com/e-manga/

一般病院はいつになったらブラック企業から脱出できるのか?(医師・看護師・コメディカル編)

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 病院に10年以上勤めてきましたが、、、
これまでブラック企業でなかった職場は1つもありませんでした。>o<
(医局に入っている人は医局がブラックなので、とくに問題意識を感じないと思います。。)

見聞き&経験した内容をまとめると。
・院長は約束を破るのが仕事。
嘘がなかったことがない!というブラックぶり、、経営者は信用ならない。。)
・患者さんからの傷害事件。
(暴行・刃物など)
職種別死亡率が高いそうです。殺られるってことですね。
・感染症リスク。
(針刺しなど。)
労災保険が使えない!職場もありました!患者には”労災隠しは違反です!”なーんていうくせに、、、)
・研修医もスタッフも基本使い捨て。病院は専門家を一本釣りしてもとのスタッフを大切にしない。
(自分達のトレーニングに自信を持っていない。)
(医局支配の病院が多い中、民間病院でも結局スタッフを育成できないというのが現状。)
新人は使えないから放置プレー
(研修病院でも。。)
(研修にも研修休暇・予算が出ないところがほとんど。
研修だと給料は出ないことがありうる。
(もしくは少ない。最低賃金以下。

などなど、結構つらいものがありますね。ここいらはブラックジャックによろしくなどでもおなじみですね。このマンガ医師の世界をリアルに描いてくれて本当に良かったと思います。

甘い!甘いぞ!職があるだけありがたいと思え!とおっしゃる先生も多いかと思いますが、医療業界はとにかく環境があんまりよくないなぁと思うしだいです。。

医師もかなり凄惨な職場環境ですが、
ちょっと守られているナースも同様に離職率が軒並み10%-20%程度の真っ黒けな職場です。

・パワハラ・職場いじめ。
(”あの子ちょっと生意気じゃなーい?”みたいな新人虐め、無視などなど。(>o<))
病院全体が宗教。もしくは師長が宗教団体に加入していて勧誘が激しい。
(つぼ買いなさい。選挙運動しなさい。マルチ勧誘。etc etc...)
・患者さんからの傷害事件。
(暴行・拉致監禁。)
(研修から帰ったら同僚が辞めていて非常にショックだったのです。。)
・セクハラ。(患者・職員)
(整形外科病棟は特に患者さんが元気なのでセクハラが絶えません。強制退院を目指します☆)
・有給休暇が取れない。
(これは労働基準法違反なのですけれど、多くの職場でまかり通っています。)
(職員は労働者で経営者ではないので、職場が回らない責任はスタッフを雇わない経営者にあるのです。職員が我慢する必要は一切ありません。無能な経営者を呪うべき。。)
・離職届け受理してもらえない。
(職場を移ったら移った先見つけられて何陰口を叩かれるかわからない。(脅迫ですね。(>o<))

 などなど。結構なブラック企業です。どの職場でもだいたいナースの新人離職率はやはり10%越えてたなぁ。。ここらもおたんこナースなどでおなじみなのかもしれません。。が新人離職率が高いというのは結構知られていないかもしれませんね。その内容のほとんどがイジメですから、手に負えないというか、、もちろんキャリアアップのため、家族の引越し、妊娠・出産・結婚?というもの、恋愛沙汰などさまざまな理由で転職・退職する場合もあるわけですが、実際の内情はどうでしょうか、人材減少の悪循環(雰囲気悪い。>いい人が辞める。>もっと悪くなる。)に陥り、実際の現状から目をそむけひたすら責任転嫁合戦に終止する施設、それはあなたの施設かもですよ!

 ナースに職場環境の良し悪しを尋ねると、”同僚に不良分子がいない”ということが大切なようですね。
腐ったみかんは一気に腐るというか、、

 人材派遣業者も両者からお金を取る事しか頭になかったりするから、信頼なんてできないこともあるので、なかなか難しいです。職場環境がもっと良くなるといいですよね。本当に、、、

 ぁ、でもこれを読んで幻滅してナース志望辞めますとか言わないで下さいね!
そして本当に困っている方は是非是非当Blogまで連絡を!!!

今後ともよろしくお願いしますね!
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メールマガジン(メルマガ)をまぐまぐで発行してみました!!

そうです。メールマガジンです!発行してみることにしました!
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同じ絵の使い回しじゃないかですって?実はその通りですが、勘弁してください。。

メルマガのタイトルは

”eせいけい どっと こむ”
です。wikiのページと同じタイトルです。
http://search.mag2.com/MagSearch.do?keyword=e+%E3%81%9B%E3%81%84%E3%81%91%E3%81%84&x=41&y=16
↑の登録ボタンをポチっと押してください。押してくださいね!!!

メルマガはですねー・・

更新状況がお知らせできるので便利なこと。
・blogだと情報が整理されていないので見難いこと。
blogの活性化になること。

などなど考えてはじめるに至りました。。

今までどおりblogは適当に更新して行きますが、メルマガはそうですね、2週間に一回くらいです。
とりあえず発行していこうかと考えています。

メルマガのご登録・応援是非是非よろしくお願いいたします!


メルマガの記念すべき第一号の話題は、、
http://www.orthopedic.jp/archives/52061676.html
↑ここでみれます!!って、単に前回のblogテーマですね!!

マンガのバックナンバーはこちら!
http://wiki.orthopedic.jp/d/e-seikei

マンガeせいけい 第一話 ”整形外科としびれ”:しびれに結構効く薬が登場?

 整形外科的blogでは、blog内容の漫画化を行うことにしました。
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イラストレーターの先生方にお願いしながら試行錯誤で進めていきます。

 記念すべき第1回は”整形外科としびれ”についてみたらし先生にお願いしました。
http://i2t.pya.jp/
みたらし先生!Cuteな絵柄ありがとうございました!

みなさまの応援ですが、どんな形でも叱咤・激励をよろしくお願いいたします。

以下漫画になります!!

漫画(P1)021a

jpg

整形外科としびれ、そしてリリカ(プレガバリン)ですが、前述した通り
http://www.orthopedic.jp/archives/52001278.html
副作用もあまり重大なものがなくよく効く薬ですね。

しびれ、なかなかよくわからないことも多いですが、知覚障害が明らかになくてもしびれ、痛みがあれば整形外科的な異常があることも多いですね。

MRIを多用する病院で研修したせいか、結構MRIを多用する癖がついてしまい、身体診察をおざなりにしないように気をつけています。結構症状はたいしたことないのにMRIで異常があることや、またその逆もあるので、身体診察が重要だと思うこともありますし、やっぱりMRIだなと思うこともあります。両方の所見が重要です。

診断にしろ治療成績にしろ、整形外科的な標準医療をまず目指すのがなかなか難しいので、”標準治療をとりあえず知る+目指す”というのが重要なのかなと思っております。

まぁあとはマンガでも書いていますが、薬の処方など細かいことにも気をつけていきましょうね!
今後ともよろしくお願いしますね!
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