整形外科的まとめBlog

整形外科専門医が監修しているBlogです。初期研修や整形外科についての話題を医療、法律、ネット文化を幅広く取り扱います。専門医試験対策はアップデートされますので過去ログ参照してください。青森・東京・関西圏対応

読者からの声 その一 初期研修のローテーションについて 整形外科希望者の場合

紅葉がきれいな季節になってきました。日の落ちる前にみなさんは帰れてますか?

今回は読者の方からこんなメッセージを頂きましたので紹介させていただきます。
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 初期研修について質問です。今まで救急・集中治療科、外科と3ヶ月ずつローテートし、今後は神経内科を3ヶ月研修する予定となっております。二年目の選択科目の希望調査を行っており、来年度は地域1ヶ月、麻酔科3ヶ月以外に、救急・集中治療科、整形外科、形成外科、皮膚科もしくは放射線科を選択しようかと考えております。 
 2年目から後期研修に関しては上記の様に考えております。まだ不確かな部分が多いですが、2年目の選択等でアドバイスなどございましたら、ご教示いただけたら幸いです。
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がんばって返信してみます!
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初期研修について質問です。今まで救急・集中治療科、外科と3ヶ月ずつローテートし、今後は神経内科を3ヶ月研修する予定となっております。
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>2年間の研修が1年に短縮になったとかは、あれは大学病院とか一部の病院だけなんでしょうか?学生の時にしっかり教育しない分の2年間を医師としてのトレーニングに費やすという壮大な医療リソースの無駄使いを進める厚生労働省ですが、いいかげんにしてほしいところですね。でも医局にしばらくはいらないでもいい制度もメリットはあるのかもしれません。
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二年目の選択科目の希望調査を行っており、来年度は地域1ヶ月、麻酔科3ヶ月以外に、救急・集中治療科、整形外科、形成外科、皮膚科もしくは放射線科を選択しようかと考えております。
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>ERは面白いかもですね。でも整形外科医としての今後のスタンスですが、田舎で働く分には総合医として働く必要があり、麻酔科のバックアップもあまり望めないですから、昔のように半年くらい麻酔科研修をしてもいいのかもしれません。ただ、研修医は研修医当直で2年間ERまわっていれば、そこそこERはできるようになるので、他の知識を身につけてもいいかもです。

今後整形外科医としてPCPSをまわすことや血液浄化装置を回すことはあまり考えられません。そもそもCVを入れるのも危険なので、どこまで自分として技術を確立、維持するかを計画したほうがいいでしょう。将来ERで働くか、麻酔科のいない田舎で医師をする以外には全身管理は整形外科にはあまり必要ない現実もあります。整形外科の手術は出血1000-2000cc程度のもので、5000ccを超える場合はよっぽどだと思うので、そこまで術後管理は必要ない気がします。

>整形外科周辺だと、ご指摘の通り、皮膚科、形成外科、放射線科は面白いかもですね。同期は皮膚科面白そうでしたし、後輩は放射線科役に立っていそうです。整形内科的にもとても有意義かと思います。形成外科の皮弁の知識もあったほうがいい場合もあるので、整形外科的には一般外科、脳外科、皮膚科、形成外科を回るのは面白いと思います。ただ、整形外科も骨軟部腫瘍から小児整形外科までかなり幅広い分野であることは間違いありません。整形外科をまっとうに研修するのも結構タイヘンです。
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2年目から後期研修に関しては上記の様に考えております。まだ不確かな部分が多いですが、2年目の選択等でアドバイスなどございましたら、ご教示いただけたら幸いです。
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>いろいろな科を回れるというのはいいチャンスでもあるので是非是非がんばってください。

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マンガeせいけい 第二話 整形外科と慢性腰痛

 整形外科的blogではblog内容の漫画化を前回から開始しています。イラストレーターの先生方に協力していただき漫画化を随時進めてきます。ご協力いただいているイラストレーターの先生方、よろしくお願いいたします。こういう漫画がよみたい!こういうストーリーを書いてほしい、などなど、イラストレーターの先生への応援含めて皆様よろしくお願いいたします。tadasi24

第2回目は”整形外科と慢性腰痛”をテーマにしました。
ご協力いただいた季節キノコ先生ありがとうございます。

http://tbs9540.blog3.fc2.com/

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 慢性腰痛で整形外科的に手術が必要になる疾患は、腰椎分離症、LCSで腰痛がある場合、変性側湾症、腰椎すべり症、仙腸関節OA、などでしょうか、、、腰痛だけで手術になるというよりは、やはり椎間板変性などによる機械的不安定性により神経や組織を傷害するので、除圧とともに付随する脊椎不安定性を固定する必要があるので、手術で除圧+固定!というのが最近のスタンダードなのかなと思います。最近は脊椎のアラインメント(全体的な形態)に注目された論文が多い傾向がありますね。

 ただ固定術をするのあたってもやはり運動療法をどう組み合わせるのかというのも重要かと思うので、術前術後とPTと協力して手術を計画していきたいですね!

 そして刺青がある方々ですね、もちろんその道のかたもいらっしゃいますが、外国人で普通に刺青がある方も厳しいようです。整形外科blogは、”刺青のある人も入れるスポーツクラブを運営していきたい!”という切なる夢もありますので、今後”金銭的な”応援をよろしくお願いいたします!!
(常識的に、1つのプール付のスポーツクラブ運営するのって1億円じゃ効かないと思うんですけどね。よろしくお願いしますね!!)

 整形外科的な腰痛については
http://www.orthopedic.jp/archives/52047456.html
に記載しています。

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http://eseikei.wordpress.com/e-manga/

一般病院はいつになったらブラック企業から脱出できるのか?(医師・看護師・コメディカル編)

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 病院に10年以上勤めてきましたが、、、
これまでブラック企業でなかった職場は1つもありませんでした。>o<
(医局に入っている人は医局がブラックなので、とくに問題意識を感じないと思います。。)

見聞き&経験した内容をまとめると。
・院長は約束を破るのが仕事。
嘘がなかったことがない!というブラックぶり、、経営者は信用ならない。。)
・患者さんからの傷害事件。
(暴行・刃物など)
職種別死亡率が高いそうです。殺られるってことですね。
・感染症リスク。
(針刺しなど。)
労災保険が使えない!職場もありました!患者には”労災隠しは違反です!”なーんていうくせに、、、)
・研修医もスタッフも基本使い捨て。病院は専門家を一本釣りしてもとのスタッフを大切にしない。
(自分達のトレーニングに自信を持っていない。)
(医局支配の病院が多い中、民間病院でも結局スタッフを育成できないというのが現状。)
新人は使えないから放置プレー
(研修病院でも。。)
(研修にも研修休暇・予算が出ないところがほとんど。
研修だと給料は出ないことがありうる。
(もしくは少ない。最低賃金以下。

などなど、結構つらいものがありますね。ここいらはブラックジャックによろしくなどでもおなじみですね。このマンガ医師の世界をリアルに描いてくれて本当に良かったと思います。

甘い!甘いぞ!職があるだけありがたいと思え!とおっしゃる先生も多いかと思いますが、医療業界はとにかく環境があんまりよくないなぁと思うしだいです。。

医師もかなり凄惨な職場環境ですが、
ちょっと守られているナースも同様に離職率が軒並み10%-20%程度の真っ黒けな職場です。

・パワハラ・職場いじめ。
(”あの子ちょっと生意気じゃなーい?”みたいな新人虐め、無視などなど。(>o<))
病院全体が宗教。もしくは師長が宗教団体に加入していて勧誘が激しい。
(つぼ買いなさい。選挙運動しなさい。マルチ勧誘。etc etc...)
・患者さんからの傷害事件。
(暴行・拉致監禁。)
(研修から帰ったら同僚が辞めていて非常にショックだったのです。。)
・セクハラ。(患者・職員)
(整形外科病棟は特に患者さんが元気なのでセクハラが絶えません。強制退院を目指します☆)
・有給休暇が取れない。
(これは労働基準法違反なのですけれど、多くの職場でまかり通っています。)
(職員は労働者で経営者ではないので、職場が回らない責任はスタッフを雇わない経営者にあるのです。職員が我慢する必要は一切ありません。無能な経営者を呪うべき。。)
・離職届け受理してもらえない。
(職場を移ったら移った先見つけられて何陰口を叩かれるかわからない。(脅迫ですね。(>o<))

 などなど。結構なブラック企業です。どの職場でもだいたいナースの新人離職率はやはり10%越えてたなぁ。。ここらもおたんこナースなどでおなじみなのかもしれません。。が新人離職率が高いというのは結構知られていないかもしれませんね。その内容のほとんどがイジメですから、手に負えないというか、、もちろんキャリアアップのため、家族の引越し、妊娠・出産・結婚?というもの、恋愛沙汰などさまざまな理由で転職・退職する場合もあるわけですが、実際の内情はどうでしょうか、人材減少の悪循環(雰囲気悪い。>いい人が辞める。>もっと悪くなる。)に陥り、実際の現状から目をそむけひたすら責任転嫁合戦に終止する施設、それはあなたの施設かもですよ!

 ナースに職場環境の良し悪しを尋ねると、”同僚に不良分子がいない”ということが大切なようですね。
腐ったみかんは一気に腐るというか、、

 人材派遣業者も両者からお金を取る事しか頭になかったりするから、信頼なんてできないこともあるので、なかなか難しいです。職場環境がもっと良くなるといいですよね。本当に、、、

 ぁ、でもこれを読んで幻滅してナース志望辞めますとか言わないで下さいね!
そして本当に困っている方は是非是非当Blogまで連絡を!!!

今後ともよろしくお願いしますね!
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メールマガジン(メルマガ)をまぐまぐで発行してみました!!

そうです。メールマガジンです!発行してみることにしました!
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同じ絵の使い回しじゃないかですって?実はその通りですが、勘弁してください。。

メルマガのタイトルは

”eせいけい どっと こむ”
です。wikiのページと同じタイトルです。
http://search.mag2.com/MagSearch.do?keyword=e+%E3%81%9B%E3%81%84%E3%81%91%E3%81%84&x=41&y=16
↑の登録ボタンをポチっと押してください。押してくださいね!!!

メルマガはですねー・・

更新状況がお知らせできるので便利なこと。
・blogだと情報が整理されていないので見難いこと。
blogの活性化になること。

などなど考えてはじめるに至りました。。

今までどおりblogは適当に更新して行きますが、メルマガはそうですね、2週間に一回くらいです。
とりあえず発行していこうかと考えています。

メルマガのご登録・応援是非是非よろしくお願いいたします!


メルマガの記念すべき第一号の話題は、、
http://www.orthopedic.jp/archives/52061676.html
↑ここでみれます!!って、単に前回のblogテーマですね!!

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http://wiki.orthopedic.jp/d/e-seikei

マンガeせいけい 第一話 ”整形外科としびれ”:しびれに結構効く薬が登場?

 整形外科的blogでは、blog内容の漫画化を行うことにしました。
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イラストレーターの先生方にお願いしながら試行錯誤で進めていきます。

 記念すべき第1回は”整形外科としびれ”についてみたらし先生にお願いしました。
http://i2t.pya.jp/
みたらし先生!Cuteな絵柄ありがとうございました!

みなさまの応援ですが、どんな形でも叱咤・激励をよろしくお願いいたします。

以下漫画になります!!

漫画(P1)021a

jpg

整形外科としびれ、そしてリリカ(プレガバリン)ですが、前述した通り
http://www.orthopedic.jp/archives/52001278.html
副作用もあまり重大なものがなくよく効く薬ですね。

しびれ、なかなかよくわからないことも多いですが、知覚障害が明らかになくてもしびれ、痛みがあれば整形外科的な異常があることも多いですね。

MRIを多用する病院で研修したせいか、結構MRIを多用する癖がついてしまい、身体診察をおざなりにしないように気をつけています。結構症状はたいしたことないのにMRIで異常があることや、またその逆もあるので、身体診察が重要だと思うこともありますし、やっぱりMRIだなと思うこともあります。両方の所見が重要です。

診断にしろ治療成績にしろ、整形外科的な標準医療をまず目指すのがなかなか難しいので、”標準治療をとりあえず知る+目指す”というのが重要なのかなと思っております。

まぁあとはマンガでも書いていますが、薬の処方など細かいことにも気をつけていきましょうね!
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KURATASに見る富裕層ビジネス

 KURATASです。巨大ロボがiphoneで動くということで虎視眈々と日本のロボットビジネスを観察していましたが、本当かどうかわかりませんが、1億円するというのに世界中から3000件もオファーがきたとかこないとか、、

 
http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:6YV0aAkoC1gJ:news.nicovideo.jp/watch/nw406149+&cd=1&hl=ja&ct=clnk&gl=jp&client=firefox-a

http://suidobashijuko.jp/
http://blog.esuteru.com/archives/6693080.html

 従業員的には3000件も対応はできなさそうだけど、世界にはこういうものをほしい!と思うようなお金持ちがたくさーんいるんだと言うことは、なんとなくビジネスのヒントになりそうだなと思いました。

 でもこんなもの何に使うんだ?と言って、多分本来はあんまり使えないんだろうけど、エアガンやペットボトルロケットが搭載可能だったはずなので、富裕層だと本当に武器を搭載する人とか出てくるだろうから、本格的装備で運用する人も出てくるんじゃないかとか。ホンモノの兵器乗せて安全運用して、お手軽に使えたら、まぁ速度的にはいい標的にしかならないんだろうけど、とりあえずビジュアル的にはかっこいいなーと。
 システム的なものと応用させて運用させても面白いかもなので、ガトリングガンなんて本当にもったら重いし、車に乗せてるのも大変だから、ロボットに詰んで運用できたらそれはかっこいい。でも本当にロボットだけで運用だとさすがにいい的になっちゃうから運用するんだったら戦車と一緒で歩兵とセットだろうかなぁ。(つまり使えないって事だねー。)

 ぁ、よくみると、夢だから兵器とかじゃなくてあくまでおもちゃ☆と書いてあるけど、結構本人本気で作ってそうだなぁ。。

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抜釘術、されど抜釘術。

tadasi22

みなさん抜釘お好きですか?

私は、、、

嫌いです!!


 どちらかというと抜釘は保険医療の無駄遣いのような気もしてきました。基本患者さんに頼まれないと手術しません。比較的しなければならない抜釘としては、フックプレートが抜釘必要な手術手技かと思いますが、最近になって鎖骨遠位骨折にフックプレートをアプライせずに保存療法を多用しているのですが、受傷後4-6週でほぼみなさん肩ROMがADL上問題なくなくなるのを見て、フックプレートは実は害悪なんじゃないかとか思い始めましてしまいました。

 抜釘をやらねばならぬ場合ですね、VolarPlateは腱が擦り切れるのが嫌なので抜釘が基本だと思っているので抜釘してます。テンションバンドも抜釘必要なのでいやな手術ですね。子どもの骨折も嫌ですね。抜釘必要じゃないですか、、他はそうですね。髄内釘の抜釘とかは軒並み断ったり他の病院に紹介したりしていますね。

抜釘のトラブルって多くないですか?
なんか機材の確認とか、ねじが馬鹿になってたりとか、術者が不明のときとか緊張しませんか?

そのわりに得るものは少なくないですか?
抜釘して何か利益がありますか?



あまりないですね。でも日本人は異物を取ってもらいたい願望ものすごく強いですね。
なんででしょうね。。。

というわけで、抜釘しない方向に舵を切ってしまい、病院の手術数と売り上げの足を引っ張っているかもしれないです。。
まぁ抜釘なのでたかが知れてますけど




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今年の忘年会は”ファッションモンスター”ネタが擅権するかどうか?


 いやー、そろそろ忘年会のシーズンですね!病棟の新人ナースもなんの芸をしよう。。とかささやかれるのが前近代的?伝統的な整形外科病棟の日常かと思われます。

 こんだけアルコールの機会が減り、医局の力が弱まっても、整形外科の中での医局のドミナンス低下はまだ叫ばれないのは、まだまだ職人芸的な部分の魅力が医局に多く残っているからなのでしょう。

 今年の芸人さんで、当たり障りなくて、ある程度かわいくて、流行している音楽、やっぱり”きゃりーぱみゅぱみゅ”(正式な芸名は“きゃろらいんちゃろんぷろっぷきゃりーぱみゅぱみゅ”(Caroline Charonplop Kyarypamyupamyu)。長い!!)かなーと個人的に思うのですが、いかがでしょうか。。。

このPV個性的なキャラには事欠かないのですね。。
kirinsan

jiisan

お下品さで悪名高い整形外科医の先生方は以上の画像でいろいろなことに思いを馳せることができるかと存じます。。
 あとは、胸椎破裂骨折で手術となったワイルド野郎?も整形外科的にはネタにはしやすいのかもしれませんね。ゴールデンボンバーで渋いネタを披露するなんかも一般外科はやってきそうですね。。
 
 芸を考え付く人って本当にクリエィティブで元気ですよね。。

 でも福島大学(やめ六事件)の件のように、人目についたり記録に残すのは、本当に医師人生を棒に振ってしまう人もいるので、やめてくださいね。デジカメ放置プレーとか本当に迷惑で最悪行為ですよ!!
(ってネタには事欠きませんが、、)

↓PV購入は、DVD特典付CDからだそうです。。


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整形外科クリニカルパス 腰椎椎間板ヘルニアの看護計画

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LDH(腰椎椎間板ヘルニア:love法)の看護計画です。パスの内容をまとめてみました。今度は入院オリエンテーションや術前オリエンテーション、などを掲載してみます。

Day1 入院日 
     入院オリエンテーション(既往歴チェック、術前投与薬・投与中止薬確認。入院概要説明。)
     手術術前オリエンテーション(麻酔科スタッフ・手術部スタッフ。)
     安静度フリー

*重要なのは抗凝固薬中止確認。術前投与薬確認。術前神経麻痺の確認。です。

Day2 0POD
    手術前看護 当日術前6時間前より絶飲食。排泄。術前点滴。術前投与薬確認。
    手術後看護 術後チェック。排泄(尿管管理)。
    手術術後回診。術後IC。
    安静度:痛みの程度でフリー。(状況によってはBed上安静)SBDに注意。体交など配慮。

*重要なのは術前術後の看護です。術後気をつけることは麻痺の確認、鎮痛・沈静の程度など。SBDや点滴が抜けないように気をつけましょう。

Day3 1POD
    手術後看護 術後チェック。抗生剤終了にて点滴抜去。食事。清潔。更衣。排泄(尿管管理:動ければ抜去)。
    食事開始。痛みの程度で介助必要。
    安静度:痛みの程度でフリー。(状況によってはBed上安静)SBDに注意。体交など配慮。

*食事が始まるので注意。鎮痛・沈静の必要性、麻痺の確認など。SBDや点滴が抜けないように気をつけましょう。

Day4 2POD SBD抜去。(状況によっては留置継続。)
     手術後看護 術後チェック。食事。清潔。更衣。排泄(尿管管理:動ければ抜去)。
     安静度:コルセット着用してフリー。転倒に注意。

*SBDは硬膜損傷などがあると留置期間が長い場合があります。転倒に注意していきましょう。

Day5 手術後看護 食事。清潔。更衣。排泄。
     安静度:コルセット着用してフリー。転倒に注意。

*転倒に注意していきましょう。

Day6 手術後看護 食事。清潔。更衣。排泄。
     安静度:コルセット着用してフリー。転倒に注意。

*転倒に注意していきましょう。

Day7 6POD 抜糸
    手術後看護 食事。清潔。更衣。排泄。
    安静度:コルセット着用してフリー。転倒に注意。
     シャワー可能

転倒に注意していきましょう。

これ以降、腰痛改善次第いつでも退院可能だと思います。皆さん1-2週で退院可能ですね。術後は2週くらい安静入院できたら理想ですね。

*術後気をつけなければいけないのは、血腫による麻痺を見逃さないことです。もちろんケアレスミスとしては、点滴・SBD・尿管の自己抜去(不穏の方に多い)、転倒などがありますね。

整形外科看護の話題はこちら!
http://www.orthopedic.jp/archives/cat_50049077.html





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整形外科ローテーター研修医向けのオススメ教科書リスト

 2004年に開始された臨床研修制度ですが、そろそろ10年がたとうとしています。整形外科は必修ではないため、基本的に整形外科を回る研修医は整形外科希望者が多いハズです。ですが、残念なことに外科が必修だから、外科研修の中に整形外科が組み込まれているため、整形外科を望んでないのに回らねばならない残念なローテーターがいることは事実です。
 
 そんななか整形外科を短期で回るけど、どうしたらいいんだろう?と悩む研修医、もしくはそんな研修医が問題になってるけどどうしようと悩む病院が、とりあえず準備したらいい整形外科の本をまとめてみました。

 教科書ですが研修医に本代を渡す病院もあります。研修医室に本を購入する病院もあります。しかし研修医は自分で本を持ちたがり、良本ほどなくなってしまう傾向にあります。研修医の着服が多少あるにせよ、それは着実にその学年の研修医は購入した教科書をみんなまわして研修する(ハズ)なので、毎年購入してしまうというのも手だと思っています。本代渡すのと、勝手に持ってかれるのは確かにモラルの問題は多少ありますが、大きな違いはないのではないかと、、(ってやっぱりダメですかね!)

 以下が医局購入へのオススメの教科書です。

1、整形外科身体診察の教科書

 整形外科を1-3ヶ月回る。この短い期間で学べることはなんでしょうか?私が研修のマネージャーならひたすら初診の問診と診察をさせます。なぜなら整形外科疾患の患者は非常に数が多いのです。病院全体で風邪などの内科疾患でくる患者より、腰痛などの整形外科の患者のほうが圧倒的に多いのですよ!ですからこのマネージメントを勉強する機会は内科医、家庭医、外科医になるにしても重要かと思われます。
 しかしながら初診は病院の顔、ローテーター研修医には任せられない!という古くて由緒正しい考え方もあると思います。ですから実質的には研修医は救急外来もしくは夜間外来の診察を研修医が担当することになります。
 しかしERは逆に人手不足で危険がいっぱいで本来は研修医中心で任すのはヤバイと私は考えています。私は数がこなせて時間に余裕のある整形外科外来こそよい教育の場になるのになー。と思っています。
 以上の理由より、将来内科になるお医者さんには手術の手伝いさせて疲弊させるよりは、整形内科の訓練をさせてあげたほうが、将来の我々の手間が省けると思いませんか?まぁ、もちろん、整形外科外来は整形外科の中でも一番の主戦場ですから、新兵がいては仕事にならない!こういう考え方もまだまだ主流かと思われます。

2、レントゲン読影の教科書

 3ヶ月では残念ながらレントゲン読影はできるようになりません。最低半年はかかると思います。レントゲン読影技術は整形外科特有の技術なので、このトレーニングを研修医はローテートの中、試行錯誤しながら行うようになります。まぁ、本当に数ヶ月じゃたかが知れてるけどね。でもやってない研修医よりは1ヶ月でも研修した人の方がいいかな。。

3、整形外科疾患の教科書

 研修医が一般的に扱うのは外傷がメインですから、外傷の基本的なテキストが必須となります。整形内科の領域でのテキストでは残念ながら良書はありませんので、外傷のテキスト1つ、身体診察の教科書1つ、余裕があれば標準整形外科でいいと思われます。

4、手術侵入経路の教科書

 整形外科や外科系に興味のある研修医は整形外科の手術に興味があってローテートしてきます。ローテーターが一般的に行う手術は、大腿骨頚部骨折、転子部骨折、アキレス腱縫合術、各種ORIF、がんばったところでアンプタ、IMNなどでしょうか。ところがこの先生達わりと手術やりたがるわりに、術前計画もしないし、術前の侵入経路の勉強もしない先生が多いのよね。外科の研修責任者はこういう研修医を注意してください。ですから、その研修医が勉強できるように手術経路の教科書を1つ置いておいてほしいのです。

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整形外科医と接骨院(柔道整復師)は仲が悪いのか?

sekkotu

そうです!!はっきりといってしまうと、接骨院と整形外科医は仲が悪いのです。

 整形外科医としては”接骨院”は保険医療上、商売上ライバル関係にもあり、どうして手術してる僕ら整形外科医の保険金額合計とくらべて1/2も!(整形外科7000億円、接骨院4000億円)保険を取っているのかイマイチわからないぞ!というのが整形外科医のホンネでしょう。マッサージとどう違うんだ?と。どうしてマッサージに保険医療を使うのか?と。不正請求を繰り返す違反者達め!とか思ってますね。
http://sirakowaseikotsu.blog.so-net.ne.jp/2012-09-16

 接骨院の人は、整形外科医は患者の話をろくに聞かず診断もままにできず、偉そうな高慢ちきな人たちめ。無駄な手術ばっかりして金だけふんだくって!!と思ってますね。柔整はほとんどの疾患は保存療法で治る!とか思っているでしょうから、両者の溝が埋まるわけがありません。

 どだい同じ土俵が政治の世界にしかありませんから、どちらかをつぶすことは難しいでしょう。もし整形外科の先生が興味があれば、整形外科医1人1万円献金運動など起こされるといいと思います。多分柔道整復師の方が数が多く一致団結しているため、数の論理で勝てないので1人10万円くらい献金しないと難しいでしょう。(って整形外科医の結束を考えるとどのみちダメですね。。)
 
 中学生の時には私も接骨院に通院していましたので、捻挫したときなんかの接骨院の治っている感は好きでした。逆に腰痛で整形外科を受診した時にはどうして治ってる感を演出できないんだろうと不思議に思っていました。つまりは整形外科医がもう少し患者さんにリソースを使ってあげればいいのですけれどね。でもね、正直、足側関節捻挫なんかは電気+テーピングより、しっかりギプスで固めたほうがよくなる気がしますよ。
 
 整形外科医のキャリアを踏んだ今の私としては、保存療法を行ううえでの接骨院で行われているかもしれない手技を総合病院のPTに指示、施行させることは土台無理がありますから、手技療法は自分自身で施行してます。やってみてよくなれば、PTに指示する。リハビリ指示を患者さんに指導する。という流れにしています。

 でも手技療法でも絶対によくならない患者さんはやっぱりたくさんいて、たとえば外傷の人ですね。ひどい骨折の人やらたくさんいます。変性疾患でもひどいヘルニアがある人やらどうしても手技療法や保存療法ではうまくは行きません。残念ながら手術療法がどうしても必要になことが出てきます。

 そしてやはりレントゲンやMRIなどの画像検査ができるのは医師の強みであります。そしてブロック療法や薬物治療を手軽に行えるのも強みですし、いざとなれば手術もできる!選択肢が多いというのは大きいですかね。手術技術を奢らず、適切に手術適用を運用して、治療方法をうまく組み合わせて患者さんのBestの治療法を目指したいなぁと考えて外来をこなしております。

 っていうか、こないだ頚部痛で来た整体師はレントゲンの読み方も勉強したことないという方だったから、やっぱりこの保存療法の分野もしっかりとした教育が必要かなーと思いますね。。。(整体師と柔整は違いますが、やっぱりPTでも柔整でも整形外科のトレーニングしていない人は、画像みる力、弱いかもですよー。必要ないって言われればそれまでですが、、)

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