整形内科とは、整形外科の外来診療が極めて内科的であるので揶揄的に整形内科と使われるようになったのだと?思うのですが、かなり奥が深い分野ですが整形内科を専門とする整形外科の先生はごくごく少数です。興味のない先生は読みとばしてくださいませませ。。
(まぁ、整形外科医は一応外科医ですからそんな希望者もすくなさそうですし、、)
(本当はこの分野、開業医の先生に是非がんばって頂きたい分野なのですが、、が!!)
 
 保存療法専門整形外科医!というのもやや聞こえ悪いですし、ペインクリニック専門整形外科医とか、ブロック専門整形外科医!なら見たことありますが、やっぱり微妙なような気がします。。。外科医と名がつくなら手術しろよと、、

 そのそもそもですね。保存療法の治療の研修ですが、どういうプログラムを立てるのか?と聞かれたら、一般の整形外来を丁寧に診察することがBestな近道だと思います。現存する教育機関で整形外科の保存療法をみっちりと教える機関ってあるんでしょうか、個人的には聞いたことがありません。本当は総合内科研修のようなスタイルでするべきなのでしょうが、整形外科外来はほとんどの場合実践から入ることが多いですね。。。まぁ、整形外来をあまり担当したことがない整形内科医?もいらっしゃると思うので、基本から抑えていきます。

1、体表解剖学の教科書


 まず私が整形外科外来にでた当初、オーベンからの最初の指導が、
”体の筋肉と起始停止をすべて覚えなさい。”
でした。かなり難渋しましたね。その次は”すべての筋の神経支配を覚えなさい”でした。。でも整形外科医であればやっぱり筋肉くらい全部覚えないと外来自体こなせないので、やっぱり必要だと思います。特にスポーツ整形外科には必須な知識かと思います。筋肉ごとに障害があり、固有の放散痛があるので、なかなか難しいところです。

2、放散痛の教科書


 神経学的には異常がありません。MRIでも異常がありません。(画像診断も時には見方により診断が異なりますね!撮影方法、見方によって異なります。)でもしびれのある人、痛みのある人、とっても多いですよね!そんな困った患者さんの治療方法の一手にトリガーポイント注射というのがあると思いますが、その教科書になります。ちょっとお高いですが、この業界ではわりと定番の教科書になります。って保存療法に興味がなければ必要になることはないと思います。。

3、各種ブロックの教科書
 そうですね。トリガーポイント注射、EDB、NRB、星状神経節ブロック、持続的硬膜外麻酔、硬膜外麻酔シングルショット、椎間関節ブロック、腹腔神経叢ブロックなどなど様々なブロックの手技があるかと思います。ペインでは、もっと高度な、持続的電気刺激電極埋め込み、硬膜外鏡下神経剥離術、などなどいろいろあります。簡単なものから専門施設でしかできないものもあるので、いろいろ楽しそうですが、

・ペインクリニックに本当に未来はあるのか?
http://www.orthopedic.jp/archives/52006596.html

という観点から、あんまり僕はここに力入れられません。
ですから、あまりオススメしないのが現状です。それより整形内科医は手技療法の組み合わせで患者を治癒させうる。ということに特化すべきかとも思います。
怪しい整体師と何が違うんだ?というと、
整形外科の知識がなければ、何も変わらないかもしれませんね。。。。

ブロック治療やらは各施設、そして各オーベンによくよく聞いてついてもらうのが肝要かと思いますよ。手技については結構論文になってるので、調べると結構でてきます。

運動療法の良書などありましたら、教えてくださいますようにお願いいたします。

今後ともよろしくお願いしますね!
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