今回は、整形外科医としてはなじみの深いケナコルトですね。職場の形成外科の先生に頼まれてよく注射してましたっけね。。花粉症の症状も高度になると本当に劇つらい!ので注射でよくなればと思う気持ちもわからなくもありません。

  ケナコルトは腱鞘炎やら手根幹症候群にとても効果的なので、私は多用しています。ケナコルトでいろいろ治療していい成績だと思っていますが、結構ネットでは悪評が高いのです。

・ゆうき耳鼻咽喉科
http://yuuki-jibika.com/index.php?id=21
悪いステロイド治療の代表例のような書き方ですよね。。

・減感作療法
http://shimonagaya.com/desensitization.htm
減感作療法などが実は有効なようです。確かにアレルギーの女子高の友人が仙台まで行って減感作療法うけてましたね。肌と声が妙に色っぽくなって帰ってきてびっくりした経験があります。。

整形外科医としてわりとケナコルトを外来でばしばし打っている身からすると、

・そこまで注射が悪いか?

と思ってしまいますが、ケナコルト注射の感染率も結構高いですし(DM(糖尿病)の人には私は適応外だと思っています。でもDMの人の腱鞘炎だらけじゃんーっておっしゃるとおりです!!)それでも腱鞘炎手術よりはリスク低いと思いますが、ステロイド注射なので他の副作用も多いので結構躊躇することもあります。

基本的に注射を怖がらず、リスクを理解できて、合併症のない、健全な人に注射することにしています。

注射はイヤです。>じゃぁ飲み薬から始めましょう。
ばい菌が入るんですか!!>じゃぁ飲み薬から始めましょう。
糖尿病があります>じゃぁ、糖尿病の治療から始めましょう!

でも飲み薬で治れば困らないんですよね。。





最低容量が2mgなのも初めて知ったので、今度から低容量でがんばってみようと思います。

今後ともよろしくお願いしますね!
eseikeiUntitled

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以下ケナコルトA/トリアムシノロンアセトニドのDataです。

トリアムシノロンアセトニド
http://www.bms.co.jp/medical/basic/phka/faq.html
ケナコルト‐AR 筋注用関節腔内用水懸注 40mg/1mL

(関節腔内注射、軟組織内注射、腱鞘内注射、滑液嚢内注入)
通常、成人にはトリアムシノロンアセトニドとして、1回2~40mgを関節腔内、軟組織内、腱鞘内及び滑液嚢内にそれぞれ、注射又は注入する。原則として投与間隔を2週間以上とすること。なお、年齢、症状により適宜増減する。

例2)腱鞘炎(ド・ケルバン病、ばね指):3~6ヶ月2)
2) 臨整外 41(2),115-121(2006) 【KAA6-004】