とりあえず腰椎麻酔のポイントをまとめておきます。

1、腰椎麻酔は穿刺すれば良いという手技ではなく、
麻酔計画の一操作という事を忘れないこと。
(これにすべて包括される。)

きっちり術前計画を立て、術中観察をして、
術後観察も必要な一連の戦術であることを忘れない。

ありがちなストーリー

・腰椎穿刺後に、手洗いに行ってショックに気がつかない。
・抗凝固療法の人に腰椎穿刺
などなど

基本的には自分で行わず、麻酔科の先生にお願いするのが吉ですけどね。。

2、10代の人の腰椎麻酔は原因不明の血圧低下など
予想外のことが起こる可能性があり避けたほうが無難。

3、短く(1時間)とかで切れる場合があるので、
長い手術になる可能性がある場合は全身麻酔、硬膜外麻酔を併用する。

4、ゆっくり効かせたい場合は、やや大目の容量でゆっくり入れる手技で
やや長時間の腰椎麻酔を施行出来る。(経験則のみ、エビデンス不明。)

5、手技の手順
・体位が重要 しっかり体位を取らせることができたら半分終わり。
・目線穿刺方向の高さが合うほうが間違いにくい。
・腰椎の側湾に気をつけて、正中、もしくは傍正中を想定する。
・皮下脂肪を考慮して、長い穿刺針を準備する。
・血圧低下が起こると思って行動をしておく。

6、患者教育が必要。
・しっかりと体位をとっていれば早く終わらすことができること。
・痛みがないように努力すること。
・痛みがあっても動いていたり避ける動作をしている限り、終わらないこと。
・針が迷入すると危険なので痛くても動かないこと。

以上が守れない、小児、小児に類似する精神疾患、小児に類似する人格障害者には腰椎麻酔や硬膜外麻酔は避ける。術前回診で判断する。

7、適応外を見抜くこと。
上記参照。
硬膜外麻酔にしても、循環動態を大きく動かすので、心臓が悪い人は軽い全身麻酔のほうがリスクが低い場合もある。

とりあえずこんなところかな、、追加などあればいろいろご指摘ください。



今後ともよろしくお願いしますね!
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