虚偽記載問題がいろいろ話題になってますね!!!!

病院の虚偽記載問題では、カルテ虚偽記載の問題があります。
電子カルテ特有の問題ではけっしてなく、
紙カルテでもそういう研修医はいました。

私の研修時代、下の10人の先生たちは、
真面目か優秀のいずれかで、とっても感心したものでした。
3ヶ月くらいすると、当直も自分で独り立ちできるようになるので、
ほぼこちらは見守ってチェックするだけでいいようになってました。

ただ1人を除いては!





彼のことは、前々から怪しいなとは思っていたのですが、
ただ、確定したのは、ある患者さんの診療からです。

その患者さんは、毎日のように早朝に病院を受診される
どこの病院にもいるちょっとこまったおじいさんです。
でもこの方、COPDを抱えているんですね。

身体所見ですが、
学生さんでもわかるように、
オスキーなどで診察しても若い人には所見はないことが多いのですが、
一般診療でのご老人達は身体診察の所見の宝庫というか、
異常所見が多いんですね。

そしてこの方も、所見の宝庫であることは
散々診察させられたので、存じていました!

ま、でも、この患者はもちろん問題患者さんでしたから、
他の研修医もほぼスルーなんですね。

しかしながら時々この人の肺炎を上級医でも見逃していて、
問題だと自分としては、感じていました。
(いくら問題患者とはいえ、一旦外来に入れば診察をして返すのが、
内科医のプライドだろうと。)
(カルテの記載をみると、
どの医師は真面目にみていてるのかとかすぐわかります。)

そして研修医は仕事を回すためにいるわけではなく、
研修するためにいることを忘れている人もいるんですよね。。
こういう人も診察しておけばそれなりに勉強になるんです。

その日、その問題の研修医の先生とペアになったのですが、

”あの例の患者さん、異常がないので、返してもいいですか?”
と聞いてきたのですね。

その患者さんは COPDがあるので、異常所見がないはずはありません。
そして表現するならば、

”いつもと変わらないので返してもいいですか?”
と聞くべきなのです。
(虚偽記載するにしてもこういう表現の方がbetterですね。)

”呼吸音とかも大丈夫だった?”
と聞くと、

”大丈夫でした!”
と自信もって言う研修医にガチ切れしました。

”お前嘘つきだなぁ、本当は診察なんてしてないだろ。
あの人はCOPDがあるから呼吸音は常に所見があるんだよ。

いつもいつもお前そういうように診療してるの?
それでいいと思ってるの?”

と問いつめると、

”ばれましたか、、僕は嘘つきです。僕はそれでいいと思ってます。”

とのことでした。。。

ばれましたかーぢゃないですよ。。
もうあきれちゃいますよねー。
開いた口が塞がらないということで、
この研修医の先生の所見は当てにしないことにしました。

もちろん

”そんな問題患者なんてどうでもいい。”

っていう風潮もあるとは思いますが、
それを判断するのは上級スタッフであって、
残念ながら研修医ではないんですよね。。。

”あの人、めんどくさいんで返しちゃっていいですか?”
っ正直に聞かれてたら、
”めんどくさいけど呼吸音くらいは、変化してるかもだから聞いといてね。”
ですんだことなんですけどね。。
(熱は看護師さんが計測してますし、、)
(もちろんクッソ忙しいときは別ですよ!)

幸い研修医もスタッフも多いので、
その研修医の先生と自分がペアになることはほとんどありませんでしたが、、、


こういう研修医の先生が世に出ると困るので、
研修委員会などで勧告できるようにして、
初期研修のうちに改善してもらうようにした方がいいかなーって思いました。

これ、どうしたらよかったんでしょうねー。
ホントに今でも疑問に思います。

あなたの病院では、問題患者はノタレ死んでもいいって教育してますか?




今後ともよろしくお願いしますね!
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