常にダブルチェックをすれば医療ミスを防げるのかどうかという問題があります。

”ダブルチェックがダメなら、トリプルチェックにすればいいのに。”

という、マリーアントワネットを彷彿させる行動をとっている病院もあるでしょう。

私は根本的な原因は、

医師がダブルチェックを受けなければならない様ないい加減な人材である事

ここの様な気がします。

 本来は医師がダブルチェックを率先して行いミスの防止に努めるべきなのに、なんとなくcomedicalにおんぶにだっこという風潮はよくないと思います。

研修医であればなおさらです。

研修医は知らない事だらけな訳ですから、

”知らないを知らないままにして診療行為をしない”

ということが重要です。

 私はこの部分が大変弱かったので、口を酸っぱくして麻酔科ローテで叩き込んで頂きました。必ず自分で調べる、自分で調べらなければ最低限他の人に聞く、そして手技を他の人に確認してもらう。自分の責任でダブルチェックも行うという研修です。

 ここが初期研修で徹底されていないから、なんとなくできると思ってる研修医が量産されている様な気がします。つまりですね、初期研修をどこの病院で行ったかというのが今後問題になってくるんじゃないかと思います。
 今回は後期研修の内容なので、後期研修での仕事の権限委譲の問題ではあるのですが、こういうような診療行為の根本的なところを見抜けるかどうかというのは、少し時間がかかる様な気がします。自分が一人で仕事が構築できるように人材育成をするという部分が欠けている様な気がするのです。いつまでたってもダブルチェックなしでは仕事できない人間なんて、いらないっしょ。

参照
http://www.huffingtonpost.jp/masayoshi-nagata/medical-accident_b_7974646.html?ncid=tweetlnkjphpmg00000001