2020年12月20日

1. けい 2018年01月19日 20:53
今年(昨日と今日)受験した者です。このブログの書込を大いに参考にさせていただきました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。以下試験に関しての雑感を記したいと思います。

筆記試験:
例年通り120問でした。Q&Aからと過去問、ロコモに関する新問3問でした。
Q&Aは問題そのままではなく選択枝が一部いじられているものが多かったです。Q&Aの丸暗記だけでは難しく、ちゃんと疾患についても標準整形などで理解しておくのが望ましいかと思いました。
過去問は昨年の過去問からそのまま出題されているものもありました。諸先輩方のご助言では3年分とのことでしたが、私は1~2年分でよいかと思いました。といいますのは27回以前と28回以降では問題の毛色が大きく異なる印象を受けたからです。Q&Aが改訂されたからかもしれません。いつQ&Aが改訂されたかも確認した上で何年分解くか決めてもいいと思います。
ロコモの問題はいずれも最新13版の標準整形のロコモの章と日整会HPにアップされているロコモのパンフレットから出題されていました。試験前日にそれらに目を通していましたので、難なく解けました。
ちなみに終わった後の採点で私は85/120でした。7割あれば十分なのでしょうか。

__________________________
2. けい 2018年01月19日 21:15
口頭試験:
ビデオ:円板状半月と離断性骨軟骨炎の合併
提出した症例:TKA
プリント問題:頚椎脱臼骨折による頸髄損傷、キーンベック病による手根管症候群
でした。部屋によっては問題が異なるのでしょうか。

円板状半月:
15歳男子、ランニング中に膝の痛み、何を考えますか?
ビデオでMcMurray testが出て、これは何テストで何を調べていますか?
XpとMRIの所見を述べてください。
診断は? 治療は?
関節鏡のビデオが流れて、これは何の治療をしていますか?(半月板形成と水平断裂部の縫合、遊離骨片の骨接合?)

提出した症例:TKAの術前説明と合併症について。合併症は割合についてしつこく聞かれました。細菌感染1~2%、深部静脈血栓症25%、肺塞栓症0.5%で問題なかったと思います。

__________________________
3. けい 2018年01月19日 21:16
プリント問題:
頚椎脱臼骨折による頸髄損傷:
C4/5の脱臼骨折のCT、MRIが出て予想されるMMTの所見をきかれました。C6髄節以下の障害なので肩の外転や肘の屈曲はできるが、肘伸展や手関節伸展は難しいと答え問題なかったと思います。
治療は?→手術が必要。後方からfacetを削って脱臼を整復して後方固定を行う。
術後の神経学的所見を見せられ、フランケル分類をきかれました。
リハビリはいつからしますか?→カラーをつけてすぐに始めます。

キーンベック病による手根管症候群
:手のしびれの症例。予想される疾患は?→手根管、ギュヨン菅、肘部管、頚椎症性神経根症
必要な検査は?:Jackson test, Spurling test、MMT、DTR、Phalen test, Tinelなど・・・思いつく限り答えました。
手の写真を見せられ所見は?→母指球の萎縮と母指の対立困難による不完全なO sign
確定診断の仕方は?→神経伝導速度
Xp、MRIを見せられ所見は?:手関節のOAと月状骨のMRIでの異常信号。
ということは?→キーンベック病
治療は?→手根管解放、月状骨の摘出

腫瘍や肩関節鏡や小児疾患がでるかとおもいビクビクしていたのですが、すこし拍子抜けしました。疾患の概念や治療法よりも、診断に行きつくまでの検査や診察の過程を重視しているようでした。

以上、まとまりのない文章で恐縮ですが、後輩の先生方のご参考になれば幸甚です。
疑問点などございましたら遠慮なくお尋ねください。

__________________________
4. orthopedics119 2018年01月21日 13:37
けい 先生
コメントありがとうございます!
Q&Aが変わると傾向がガラッと変わるわけですね!
なるほど、そしてまた問題がプールされていく感じでしょうか。

口頭試験は難しいのが出なくてよかったですね。
一般的な疾患に当たるとすごい安心しますが、
結局勉強したから結果安心できるわけですもんね。

試験お疲れ様でした!!

__________________________
5. 整形外科医 2018年01月25日 00:28
4 今年の平均は上がりますかね?
65%は厳しいでしょうか?
6. けい 2018年01月26日 00:40
Orthopedics119先生
Q&Aは今回の改訂前後で一般問題が30%、症例問題が50%入れ替わっているようです。それだけ変わると、さすがに出題傾向も変わるのかなと思いました。
Q&Aの症例問題は難問もありますし、筆記試験や口頭試験にもあまり出題されませんでした。なので時間がなければ最悪解かなくてもいいのかなとも思いました どのみち腫瘍の病理が出たら分かりませんしね笑

整形外科医先生
例年の平均点を見てますと68~70%でほとんど変動がありません。
また、このたび新専門医制度が始まります。現在の旧専門医制度で不合格者をたくさん出して、新専門医制度の試験に受験者を持越しすると混乱が生じると思われます。そういう大人の事情(?)も踏まえ、合格率は微増するのではないかと推察しております。事実、一昨年から昨年にかけて合格率は87%→89%に上昇しています。ですので65%あれば大丈夫ではないでしょうか。

__________________________
7. orthopedics119 2018年01月31日 15:27
けい 先生
 コメントありがとうございます。臨床整形外科か臨床雑誌整形外科に骨腫瘍の特集がかなり綿密にされていて、試験もここからでそうだなというシリーズがありました。腫瘍が出たら死ぬな―化学療法とか全然ワカラン!とか思ってましたよ。ええ。。
 ちなみにやっぱりQ&Aとかないで受かった人2人知っています。二人共一回落ちてたような気がしますが、標準整形と過去問だけで通ってた感じですね。すごいですよね。

__________________________
8. ひで 2018年02月18日 17:37
合格通知きました。30回整形外科専門医を受験したひでと申します。私は、医局に属していないため、このブログによって助けられたようなものです。少しでも参考になれば幸いです。ちなみに、筆記自己採点は84%でした。
諸先輩方が言われているように、勉強の中心はやはり「Q&A」です。私の場合は結果的に6周しました(5択すべてに訂正出来たら、二度とやらない。解説をルーズリーフにまとめるといったやり方で)。あとは、過去問17回~22回は、「筆記試験問題の解説(金原出版)」で4週(上記同様に)、昨年末から23~29回を1週回しました。最後に、年明けから、さすがにガイドラインすべてを読むことは億劫になったため、「運動器診療ガイドライン(総合医学社)」で出版部分を読んで試験に臨みました。(過去2年ロコモ関連問題が出ているので、そこだけはじっくり読みました(編集が中村先生だけあって詳しく書かれていますので)。
以上が私の勉強法ですが、「標準整形」はまっさらな状態で寝ています。
つまり、「Q&A」「筆記試験問題の解説」の解説を頭に叩き込めば、筆記は合格可能と思われます(5択のどこが間違っているか訂正できるようになれば)。
2日目の面接は、ほんと和やかな雰囲気です。1部屋目がビデオで(時間内で早く終わったため専門医とったあと何をしたいのか等雑談)、2部屋目がプリントしたものを順次出されてでした。
わからなくても誘導してくれるし、「先生の施設はあんまりやらないんだこれ」「専門医なったら勉強してね」と励まされたりしました。
正直、筆記がすべてといっても過言ではないと確信します。
あまり、参考にならないと思いますが、今までの感謝をこめて投稿させていただきます。
これから「標準整形」か「クルズス」読みたいと思います。


(16:58)

コメントする

名前
 
  絵文字