整形外科的まとめBlog

運動器疾患を担当する整形外科のBlogです。初期研修や整形外科についての話題を医療、法律、ネット文化を背景にまとめて取り上げてまっす。

感染症

これ、グーパンチした傷ですよね?正直に受傷機転を報告しない人たち。

<以前の記事を更新しています。>

アレです。

MPのこぶしの損傷の人たちですね。

どうしてグーパンチしたら歯に当たって怪我したとか、
普通に言ってくれないんですかね。。

なにも腱が溶け始めてから申告しなくてもいいじゃないですか、、

最初はガラスって言ってたんですよ。

お風呂のガラスに気がつかず突っ込んでしまったと。

いや、これ、どう考えてもグーパンチの傷ですから、、

そして最初はMP部分での伸筋腱損傷のみでした。
他の先生が見てるから悪化しても拾ってくるだろうと思って、
私がちょっとお休みでいない隙に悪化してました。。

他の先生も、明らかな化膿性腱鞘炎を放置しないでくださいよ。。

休み明けで即効で外来デブリ+検体提出+抗生剤スタートとしました。
なんとか、ROMが戻ってくれれば、いいんですけどね。。
骨まで溶けてたから難しい気がするけど、、


今後ともよろしくお願いしますね!
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感染症的に大変痛ましい昔のニュース。。目に入ってHCV感染した女医さんの件ってありましたよね。。

手術中にC型肝炎感染 患者の血液飛び目に付着 翌年出産の子も母子感染
http://www.livingroom.ne.jp/r/hbcv.htm
 大阪府内の病院で2002年、手術の助手を務めた20代の女性外科医がC型肝炎ウイルス(HCV)に感染していたことが29日、分かった。感染患者の血液が目の粘膜に付着 したためとみられ、外科医が翌年出産した赤ちゃんへの母子感染も確認された。

↑2002年のこのニュースですが、とても残念なニュースだったのを覚えています。

 というわけで、私の勤務していた手術室はゴーグル着用が義務づけられていました。眼鏡をしていれば安全かもしれませんが、眼鏡をしていても横から飛び跳ねることがあるので、やっぱりゴーグルかフェイスシールドが良いと思っています。

 感染症予防としては、こんなことを気にしています。

1、2重手袋

 エビデンス低いかもしれませんが、2重にしてあります。とくに人工関節なんかでは重要だと考えています。

2、手術の時に手術用眼鏡、もしくはフェイスシールドの着用
 
 上記理由によります。

3、HBVワクチン

 ナースでもワクチンの存在をしらない医療機関をこの前見つけて愕然としました。施設長が、

”自分の身は自分で守れ”ですからね、、

 かなり前時代的だなーと思う反面、抗体検査もワクチン代も支給してくれる施設は良心的なんだなと思いました。まだまだ一部の地方や私立病院は暗黒時代ですよ!手術室担当者の家族全員が準備する必要があると思ってます。

4、手術用ディスポ足袋

 使いすぎると叱られる施設もありましたが、足袋が一番安全な気がしますね。

5、宇宙服
 
 全身排気スーツはエビデンンスはあんまりないんですけどね。人工関節ですが、これもやってますね。

6、手術が終わったらシャワー

 どこに飛散しているかわからないので、とりあえず手術後シャワー浴びています。結構電気メスで油が蒸散してるのが気になります。


 こんな感じですか。二重手袋や全身排気スーツのエビデンスはいろいろ落ちていると思うんで、また教えて下さいね!

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エボラアウトブレイク その2 勝利条件と敗北条件 quarantineはいつ誰が発動させるの?

エボラウイルスが騒がしくなってきましたね!

先進国や国内では絶対広がらない!

って感染症の先生が断言しているので安心してみていまっす。
http://www.orthopedic.jp/archives/52177095.html

米国の二次感染例は、初期に対応した施設が専門施設ではなかったと言う事で、
移送になりましたよね。
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NDJPTB6KLVRM01.html

日本でも専門に対応できる施設は限られるようなので、
そもそもリソースが限られるような気がします。
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou15/02-02-01.html

1つの敗北条件とは、このリソース以上の感染者が出てしまう事ですね。

これに対応するquarantine(検疫)については、
追跡調査したり(日本)、
入国の空港をしぼったり(米国)、
入国制限や入国禁止(コロンビア)なんていう施策もありますが、

いつの時点で
誰が
どう判断するのか


という問題ですよね。

ただ単に全部施策をとる事が大事なのではなく、
経済的被害を考慮しながら天秤を取って
感染スピードをコントロールする
と言う事になると思います。

現段階ではまだ一次感染のみ心配していればよくリスクは全然低いので
(期待値0.1人以下)
そこまで心配でないのですが、

India/Chinaという大国に飛び火するのかどうかというのがキーだと思っています。
つまり、もう1つの敗北条件が、他の発展途上国に飛び火するっていうシナリオですね。
隣の超大国に行ってしまったら、事実上対策はお手上げですよね。。

ですから、”国際貢献”というのが一番大きなテーマになりますが、
医療従者としてはあまり自衛隊自衛隊と言う立場にありません。
明日は我が身と言うか、
なんか強く”言ってこい”なんてとてもとても言えないんです。

だからせめて自衛隊のスタッフが行く時は

無事をお祈りしております!!!

ということで

邪魔しない
足を引っ張らない
無事でいてねと祈る。


位しかできませんが、
なんとなく自国内に止まらない問題なので、
ここは頑張りどころなのだと思います。

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これって蜂窩織炎?化膿性腱鞘炎? 抗生剤を使用しない勇気

先日は、ぱっと見、

化膿性腱鞘炎?

みたいにA1掌側周囲で赤く主張して、
背側まで炎症が波及している
蜂窩織炎か化膿性腱鞘炎か
という症例にあいました.

1週間前に同指のささくれが一旦悪化したとのことなので、
感染症かなーと思いました.

体質的にはアトピーではないけど、
アトピーのような肌の人だったので、
化膿性腱鞘炎かなと。

化膿性腱鞘炎といえば、

カナベル徴候 Kanavel sign

・指のびまん性腫脹
・指関節の軽度屈曲拘縮
・伸展時の激痛
・指の屈筋腱腱鞘に沿う圧痛

ですね!!

これ全部当てはまるんですね.

MRIとって、当然抗生剤かなー、と思ったんですが、
MRIでは膿がたまっていなかったので、
biopsyしても起因菌が取れないだろうなと思ったわけです。

というわけで、ルチーン通り、

NSAIDsのみ処方.

ですます事にしました.

もちろんもっと悪くなる場合はすぐ来てね、
ほっておくと関節溶けてしまう事もあるよ.
と説明はしましたが、、

結果は、





3日後、NSAIDsのみで完治です。

今回はとても勉強になって、
常日頃感染症の先生に言われ続けた、
起因菌がわかるまでは炎症を少し観察する勇気
って大事なのかなと思いました.

もちろん最初から抗生剤やってても結果は変わらないし、
指はcontractureが始まる2週までには治療の勝負をつけたいですが、
いつ抗生剤始めるかって難しいですね!!

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治りにくい人シリーズ 肌が変な人って感染しやすい?

治りにくい人シリーズですね、

これまでは、

・仕事休まないから治らない人々。
http://www.orthopedic.jp/archives/52148362.html

・なぜか症状悪化動作を繰り返す人々。
http://www.orthopedic.jp/archives/52172811.html

・コンプライアンス悪い+喫煙者な人々。
http://www.orthopedic.jp/archives/52177446.html

と紹介してきましたが、、

今回は手術に手を出すのを少し躊躇を感じる
肌がなんかヘンな人たちです.


なぜかインプラントの成績がヨロシクない人たちがいます。

プレート入れれば感染をする.
ロッド入れれば感染する.

なんてのです.

個人的には、

・少し肌がネトネトしている人
・アトピー
・喫煙者

っていうのはやや感染にはリスクなのかもとか思ってます。

喫煙者とかも触るとなんとなく喫煙者かどうかとかわかるので、
手術前に肌を観察しておくのは大事なのかなとか勝手に思っています.

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エボラアウトブレイクって言っても、ちょっとよくわからないんですよ。

エボラ出血熱ですね。

アフリカで流行してるって言うのですが、
この病気イマイチよくわからんのです。
どうして出血するの?とか。

⬇にエボラの疾患についてのまとめがあります.
http://blog.livedoor.jp/xcrex/archives/65803156.html
⬆をよむとどんな病気かわかるのですが、
それでも、なんとなくイメージできないので、
例えるとすると、接触感染ので感染すると言う事なので、
整形外科と接触感染と言えば、
ノロウイルスですね.

致死性のノロウイルスが流行ってると思えば、
なんとなく理解できなくもないですが、、、
これ、おっそろしいですよね。

ただノロがどうして感染性が高いかと言うと、
接触感染に加えて、飛沫感染もするからなんですね。

エボラは乾燥すると不活性化されるようなので、
ここが違うようです.

ノロウイルスなんかが病棟で流行すると、
標準防護していてもナースがバタバタ倒れて、

病棟回んないー!

みたいな事態になったこともあるので、
そんな病棟にエボラなんて来たら病棟は全滅かと思ってましたが、
飛沫感染しないならそこまで心配しないでいいのかもしれません.

ま、感染症の先生は、絶対日本では広がる可能性はない!!
って言い切ってますから、多分大丈夫でしょう.

これまでの臨床経験で、感染症の先生が間違ってたって事、
ほとんどないんです。

ちょっと納得はいかないところはありますが、
安心して、心配してみる事にします!

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拝啓 日赤様 献血の安全性のための施策案

いつもお世話になっております。

先日、献血関連で悲しい出来事がありました。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/syasetu/article/55997
____________________________
エイズウイルス(HIV)に感染した男性献血者の血液が日赤の安全検査をすり抜け、2カ所の医療機関で2人の患者に輸血され、うち1人がHIVに感染した。
____________________________

でも、そんなこと予想されてましたし、今回が初めてじゃないですよね?

まだ国内では若干増加傾向ですし、
HIVなんてもうそんなに珍しい病気じゃないんだし、

どんなに高感度な検査に変更したって、
window periodの期間はどうしても無理なんだから。

こういうことはなくならないでしょう。

ですから、
どうしても公衆衛生的な対策にかかってくるのではないでしょうか。

今回は検査目的で来て、
検査結果教えてくれないと知っても、
そのまま献血してしまう人を減らすことを考えてみましょう。

1、
ヒトは易きに流れる。

のど渇いてるときに、
10秒で無料で麦茶のめるのに、
30分かけて、500円の麦茶は買いに行きませんよね?

今回も、
HIV検査は自治体で無料で受けられるのに、
どうして献血に行くのか?
ということですが、
ダメって言ったって、
やる人はやるので、
献血よりもアクセスしやすいHIV検査法を考えるべきです。

幸いなことに、

血液検査よりも簡単な、
唾液でスクリーニングする方法がありますので、

http://journal.kansensho.or.jp/kansensho/backnumber/fulltext/67/1031-1037.pdf

http://jaids.umin.ac.jp/journal/2011/20111303/20111303132136.pdf
(narumita先生に教えてもらいました!)
(まだ採算性の問題で日本に入ってきてないんだそうです。。)

唾液で検査できるのに、
わざわざ痛い検査する人は少ないはずです。

この方法で、

1、メール。
2、検査キット自宅に無料で届く。
3、キットを送付する。
4、結果を受け取る。

という流れを作れるとよいですね。

もちろん保健所で簡単に検査でもいいですね。
ただ、
多分保健所に行くという行為が、
またハードルが高く、
献血ならカモフラージュできるから
という心理的な要素があるのだと思います。

(郵送の発想自体は、僕が見学に行ったUSAの施設に準拠してます。)


2、
一旦流布した情報はお金をかけないと消えない。

つまりですね、

1、HIVにかかったかもしれない。
2、献血で検査してくれるんだったかな。


という誤った認識が流布していることが問題ですね。

ですから、これは、お金かけて

おはよううなぎ!
クラスのCM打たないとダメだと思いますね。



というわけで、提案する施策案として、

1、HIVの唾液検査を無料でおこなう。
2、大々的にこれを広報する。


これが対策だと思うのですが、
いかがですか?

やっぱり
文化祭でHIV検査無料でするとか、
保健所で毎週木曜日に検査しますとか、
誰かにかち合ったりしたら気まずいでしょ?

だから、
絶対郵送のシステムのほうに、
流れてくれると思います。


そして、この事業を誰がやるのかって言ったら、


Q:献血事業の安全性はだれの責任か?
A:日赤でっす。

僕は、日赤がやればいいと思うの。

コスト上がっても、献血コスト上げればいいんだし、
HIV早期発見で、リスクも減らせるんだし、
なによりHIVの増加を減らすことで、
日赤血の安全性を担っていますなんて
誰も文句言えなくなっちゃうと思うけどね!!


というわけで、
HIV事業の推進は、
献血の安全性の担保もためにも必須だと思います。


いかがですか?

日赤さんよろっしくですね!!

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蜂窩織炎?痛風発作?四肢炎症の標準治療って何してますか?

四肢がちょっと赤く腫れてくる場合ですね。

なんかかしらの原因で赤く腫れ上がって来る場合があります。

一週間外来をしてたら2-3人は来ますかね。。

いつも

蜂窩織炎なんだろうか、痛風発作なんだろうか。

ということで、

外来では

痛風検査

を施行してしまいます。

どちらの診断でも、
とりあえずの初療はNSAIDsでお茶を濁すのですが、

問題は、

悪化する場合と、
既に抗生剤で治療されてしまっている場合です。


特に後者の、
初診で抗生剤のみが処方されて回ってくる場合ですが、
最初のオプションで、蜂窩織炎Dx=抗生剤内服とする先生も多いので、
これしょうがないのですが、
もう何がなんだかわからなくなるんですね。
次の治療は、

抗生剤を切って抗炎症剤から治療スタート。
もしくは
抗生剤に抗炎症剤を追加して治療スタート。

としてます。

あとは、
抗炎症剤でも悪化する場合で、
悪化する場合は抗生剤処方を考慮するのですが、
これまた抗生剤内服処方しても悪化する場合は、メンドクサイですね。

抗生剤の注射にして、収まるケースがほとんどですが、
これ血液培養とかしないケースがほとんどなので、
抗生剤IVにしても改善しない場合は、
整形外科で収拾つかずに詰む可能性がありますよね>。<
(血管炎とか他の鑑別診断も入ってきます。。)

経験的な治療で大丈夫なことがほとんどですし、
体温が上がっていない場合もあるので、血液培養とかは、

蜂窩織炎ごときで血液培養なんかとってんじゃねーよ!

みたいな無言の圧力みたいなのを感じて、ちょっと気が引けるんですね。。

皆さんはいつもどうしてますか?

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激烈に歯が痛い!歯周病は治りにくい。。

歯周病にヤラレて、グロッキーなorthopedicsです。。。
以前歯科医の後輩にいろいろ教えてもらった内容を備忘録としておきます。
だいたい忙しいのにかまけて歯科医に年一回を行ってなかったのが悪いんです。知ってます。。。
医師の不養生というやつですな。。イタイイタイ。

以前、ウイルスにやられないライフハック10のまとめ でまとめた内容です。
http://www.orthopedic.jp/archives/52077584.html

よく理解されていない歯磨きのポイント

1、なるだけ、軽く歯磨きをすること
歯磨きは摩擦で歯が削れるらしく、本当に軽い力ですることが重要なようです。

2、毎食後磨くこと
やっぱりこまめに歯磨きが重要なようです。

3、音波歯ブラシはお薦め
やっぱり上記条件にあるのは音波ブラシのようです。
私はフィリップスを使用していますが、
携帯性のいいポケットドルツなんかを使用している先生も多いですね。
フィリップス、くすぐったくないですか??

↑コップで充電できるタイプができたせいか、かなり安くなりましたね。
いろいろチェックしてみてください。。
コツは、最初に替ブラシを大量に買ってしまうことです。
掃除機とかプリンタとか消耗剤セットのものってめんどくさいですよね。。

4、歯間ブラシは効果的
歯科医からは毎日するように!とお叱りを受けています。
僕の担当の歯科医の先生はキレイな女医さんなので叱られるのツボにはまりますね。。


まぁ、記事かいてるおまえがこんなだったらなんにも説得力ねぇよ。
というのは置いておいてですね、

とりあえずロキソニンのまないと痛みでのた打ち回ってるので、はやく治療しに行こうと思います。

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初めてロキソニンの偉大さに感謝しているorthopedicsより

プレート創部の感染は危険な兆候:プレートはエアが入ると即感染ですね。。

ERをやってて困るのが、他科のした手術のあとのトラブルです。

他科の先生が外科や整形外科などアクティビティが高ければ夜も連絡つきますが、

夜連絡つかない科もあるんですね。。。
(もちろん夜連絡つかない整形外科医もいると思われ、、、)

特に骨折、プレート術後のちょっとした感染ですが、
最初のちょっとした感染という時期には、

既に中はどろどろ。

という場合が多いです。

プレートは抗生剤入院で治療可能な場合も多いのですが、
プレート抜去を余儀なくされることもあります。

プレート感染の時の治療オプションはいくつかあるのですが、
みなさんの施設の標準オプションはどんな治療ですか?

プレート感染はホント、初療が肝心で、
基本的には感染の原因の菌に当たった抗生剤で叩くのが基本ですよね!!

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個人的には口腔外科のプレートの感染率が低いのが不思議でしょうがないorthopedicsより

感染か感染じゃないか、それが問題だ! 困ったときの画像+細菌検査って重要ですね!

感染なのか、感染症じゃないのか、はっきりしないことってありますね。

・人工関節の創部のかさぶた
・脊椎手術後の髄液瘻
・プレート上の創部
・ぼったりと腫れた足関節炎
・四肢の皮膚色調変化 蜂窩織炎っぽいし、痛風発作っぽくもある。


軟部組織の感染症はわかりにくいですし、深部感染もときにわかりにくいですね。

でもたいがい。

”これは感染症かもしれないけど、ちょっとおいてみようかな。”

というオプションを整形外科医としてはもつ傾向にあると思います。

そしてたいていの場合、
その場は何とかおさまる事も多いと思います。
私も四肢の色調変化の場合は、最初は抗炎症剤のみで済ますこともあります。

でも結局

・2週間後に悪化した。
・かさぶたがはがれてなかがどろどろ。
・発熱+発赤で当直に来院。


なーんてことになることが多くないですか?

ですから、初診でのレントゲン、MRI評価、炎症反応検査は、結構重要だと思うんですよね。

最初から全例あけに行く必要はないと思いますが、

少なくとも感染症を疑ったら画像検査+Biopsyは、
抗生剤投与前に行うことをルチーンにしていきたいなぁと思ってます!

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HBワクチンはとりあえず打とうよ。。。スポーツドクターとして感染症を考えるの巻 

私は学生の時に陸上部など所属していた時期もあったので、
スポーツ医学にある程度興味がありました。

・選手の時に疑問だったこと、
・医師になってから考えたこと、
など
を書いて見ます。

部活動やスポーツで感染症の機会があるとすると、、

・普通の感染症
・性病
・ペットボトル回し飲み
・外傷など

ですかね。

・普通の感染症
 普通にいろいろな感染症にスポーツ選手もかかるので、
一般の人と同様のワクチン接種などを確認しないとですね。
伝染病なんかで重要な大会をフイにしたら、自分のみならず周囲にも迷惑ですよね。
ですから一般的な対策を確認するのが大大大前提です。
 チームやら代表に入る前に予防接種の確認やら抗体価の確認は
やっていいと思うのです。
http://blog.goo.ne.jp/idconsult/e/e12a75c8f884eea7a0b9087ffccd8335

・性病
ラグビー部、野球部、サッカー部など大所帯の部活動は、

景気づけにソープ行ってくるぞ!

 みたいなノリが結構当たり前だったりもするので、
性病対策は結構重要なんじゃないかと思います。
もちろんそんなの偏見で、

うちではそんなことなかった!そんなスポーツ選手の偏見を助長するブログは抗議する!

というご意見もあると思いますが、
あくまで私の周囲のクラブの人たちがそういうイカガワシイの
好きだったというだけであります。
試合の後に、急性のクラミジアで行動不能とかなっても、
アホラシイというか、まぁ、薬常備していますけどね、そういう人たちは、、

・ペットボトル回し飲みなど
 回し飲みやらキスやらは体育会系の宿命というか、
先輩後輩関係でもそういうことは昔はありました。
こういう文化が運動部が嫌煙される一因だと思うんですけどね。。
結構回し飲みも嫌だったんですが、
これはHBVやらの感染リスクが0ではないすので、
回しのみはやらない、
もしくは、予防できるHBVワクチンはやっておいたほうがいいですね。
(今でも”回しのみは嫌です!”って断ったら、嫌われる文化がありそうだなぁ。。)

・外傷
 フランスの論文ですが、感染原因不明のHCVのOR(odds ratio)の高値群の中に
下肢外傷の治療の有無が含まれてます。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/17052278

 私の経験ですと、陸上部でも転倒して擦過傷やらは絶えませんでしたので、
ここでもHCVやらHBV感染のリスクが出てきます。
外傷がないスポーツというのは少ないと思うので、
やはりスポーツをやるからにはコンタクトスポーツ以外でも、
HBVワクチンは行ったほうがいいと思うのです。
http://jama.jamanetwork.com/article.aspx?articleid=375544
 
 HIVはまだまだ一般的ではないのですが、体感として増えている実感があります。
10年前はHIV拠点病院でも整形外科予定手術では、
ほぼ年間通してスクリーニングで見つかる人はいなかったのですが、
最近は年間1人くらいのペースで予定手術のスクリーニングで拾ってきてますかね。
場所柄なんかも関係があるかもしれませんが、、
 
 そういう意味でチーム全員の血液検査などをしておくのも
結構重要なのかなと個人的には思っています。

 選手の情報は、チーム全員が知るべき情報ではないと思いますが、
もし選手が発症した時に、いつ発症したかをチェックする必要があると思うんですね。

というわけで、私が重視しているのは、

1、スタンダードな対策
2、特記するとしたらHBV

でしょうかね。以上は、国内向けの記事で、
海外向けの記事を書くには、今度は旅行医学の知識が必要なので、
私が疎い部分ですね。。。

でもまぁ、HBVワクチンは日本では残念ながらまだまだ一般的ではないので、
普及していく部分かなと思ってますよ。

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風疹ヤバめアウトブレイク! もやしもんのマンガで風疹を学ぼう!

この石川先生と岩田先生の合作マンガ、風疹ウイルスサイドに立って、解説してくれています。
http://rturl.net/baAAg1a
http://homepage2.nifty.com/mmmasayuki/fuushin.jpg

下にも読みやすいようにリンク張りました!

結局ワクチン行政が崩壊していて、

それを幇助していた

マスコミ
司法
無視してたみんな


グルでみんなの責任です。


予防接種を受けましょう。

麻疹も構造は同じデス。

ワクチン行政にご理解とご協力をお願いいたします。

ririka1111

整形外科医的ノロ・インフルエンザなど感染症にかからないライフハック 10のまとめ

[ウイルス] ブログ村キーワード
ririka4d

 みなさん、新年はいつからお仕事ですか?私は新年早々当直でちょい疲れていますが、とりあえずいつもの感染対策を挙げていきます。

 インフルエンザは呼吸器感染症で飛沫感染で、ノロウイルスは接触感染(飛沫感染とも言われているそうです。)です。それぞれに対策は異なるのでしょう、そしてもちろん、ごくごく当たり前の話ですが、この2つのだけではなく数限りないウイルス、細菌などに日常的にですね、、私の場合は病院が職場ですので、かなーりさらされているわけです。

いろんな職場でいろいろな対策をとっている人を見てきましたので、参考になれば、、

その1、適切なワクチンを施行しておくこと。

 職業柄必ずワクチンは打っていますね。

 インフルエンザワクチンは職場の義務ですから当然ですが、集団免疫をいう概念からは家族への接種、そして、自分の患者さんへの接種を薦めてマス。

その2、職場と家の衣類を一切合財変える。

 普段着とは別に通勤用の衣服・靴を用意しています。病院に着くとまず病院の衣服に着替えて、通勤用の衣服では職場で仕事をしないようにしています。

 私の職場は病院なので、いろんな飛沫やら粒子が服につきます。別に普通に毎日通勤電車などに乗っていれば、条件はそこまで変わらない印象もありますが、結局はいろんな病原体が衣服に毎日つくのです。外の衣服、特に仕事の衣服は仕事場でしか着ない。家になるべく持ちこまない。というのは重要です。

その3、仕事がはじめるとき、終わるときの手洗いをする。

 仕事始めの外来や診察前、病棟に登庁したとき、患者さんの診察の前、診察の後、通勤用の服に着替える前、などこまめに手洗いなどをします。

 まぁ必須ですよね。説明の必要もないかと、、医療用の衣服ですが、本当は半そでが推奨なようです。私などは風邪引いちゃうような気がします。青木先生のblogの記事は、”先進国では白衣は半そで”というタイトルは、暗に”日本は感染症では先進国でないのですよ”ということを示唆しているのかと思っています。指輪フリーなんてもう最高ですよね!!時計も汚いだけじゃ、、、

その4、職場から帰ってから歯磨きをする。

 家に帰ったら歯磨きしてます。

 食後になってしまうことも多いのですが、外からの粒子を持ち込まないということで冬場で感染症がはやっている時期や、当直明けで体力が乱れているときは、しっかりと歯磨きをすることもあります。

 ことに歯磨きですが、結構重要だという意見もあります。飲み会で歯学部の後輩から歯磨き講義を受けて、目からうろこが落ちたのですが、どうして医学部では歯学の講義が充実していなかったのでしょうか、、
彼によるよく理解されていない歯磨きのポイント

1、なるだけ、軽く歯磨きをすること
歯磨きは摩擦で歯が削れるらしく、本当に軽い力ですることが重要なようです。

2、毎食後磨くこと
やっぱりこまめに歯磨きが重要なようです。

3、音波歯ブラシはお薦め
やっぱり上記条件にあるのは音波ブラシのようです。私はフィリップスを使用していますが、携帯性のいいポケットドルツなんかを使用している先生も多いですね。フィリップス、くすぐったくないですか??

↑コップで充電できるタイプができたせいか、かなり安くなりましたね。いろいろチェックしてみてください。。コツは、最初に替ブラシを大量に買ってしまうことです。掃除機とかプリンタとか消耗剤セットのものってめんどくさいですよね。。

4、歯間ブラシは効果的
歯科医からは毎日するように!とお叱りを受けています。女医さんなので叱られるのツボにはまりますね。。


試してガッテンという番組でも内容はともかく歯磨きでインフル十分の一!という番組ありましたっけね、、

その5、職場から帰ってから自宅でシャワーを浴びる。

 特に手術があった日ですが、そのままシャワーに入ります。

 結果的に私、毎日除線されてるわけですね。。手術ではいろんな粒子が肌についています。特に電気メスの蒸散した油はシャワーに入ると肌についているのがわかります。あと足にいろいろなものが流れ落ちていると思われるので、それをもう一回洗い流すわけです。もちろん通勤時にもいろいろついていますからね、、、

その6、体温を著しく低いままにしない。

 雨で濡れた後はシャワー浴びてます。

 登山などでも雨具があっても雨に打たれることがどうしてもあります。雨に打たれたらまぁぬれるわけですが、ぬれること自体が悪いのではなく、濡れて体温を低いままにしない、休んだときに体温を上げろという考え方があります。つまり、日常生活でも雨に濡れてもいいのですが、そのあと家に帰ったらすぐにシャワーを浴びるなりして体温を下げたままにしない工夫が必要です。

その7、就寝時の湿度を保つ。

 当直時はマスク、濡れタオル必須です。

 特に当直時ですが、病院って湿度低いですよね。。。患者さんが病院でよく風邪を引くわけがわかります。そして加湿器も患者は持ち込み禁止ですからまた困ったものですね。。。私は当直時はマスクをして寝ていますし、濡れタオルを枕元におくようにしています。当然同じように家では洗濯物が並びますのである程度は保たれていますが、やっぱり加湿器買えよと、、、加湿器のある実家はやはり快適です。

↑静音で選ぶならダイニチと定評がありますね。。。

その8、よく寝る。

 ま、寝させてくださいよ!お願いしますって!!

 当直時に体に不調が起きる確率が高いので要注意!!当直中は15分でも寝ると違いますね。睡眠を削られると生活リズムが狂いますので、まずここは重要と思います。あと、逆説的な話ですが、週に2回くらいしてると逆に当直していた方が体が楽になるってことありませんでした?あとよく寝ない人でも風邪を引かない人っていますよね。だから多分寝なくてもなんとかなる方法があるんだと思います。。。ナースの方は夜勤を複雑なパターンでこなしていて、よく体壊さないなとか、、、

その9、弱っている家族に近づかない。

 ダウンした家族は隔離します。

 染るので近づかないことが慣用です。ノロウイルス、インフルエンザ、最悪ですよね。。。呼吸器症状があるうちは寝室も別。食事も時間をづらして別。最高ですね。そうです。こういうことをやると家族に信頼されず、のちのち非常に批難されることになりますね。。。ですので食事の準備などは手伝ってあげましょう、なるべく接触しないように。。まぁ自分も感染して一緒に疾病休暇をすごすのもいいのかもしれませんが、仕事を優先してここは冷徹になる部分かと、、

その10、患者さんや人ごみに不必要に曝露しない。

 患者さんとの接触は必要最低限です。人ごみもこの時期NGです。

 病棟で診察することはとても大切ですが、高齢者の方や施設にいる方はノミがいたりします。疥癬というやつですね。これにかかると厄介なので、要注意です。要注意って行っても接触しなきゃいけないから、どうしようもないんですけどね。。。整形外科医はいつも病棟ナースからは、病棟にこないダメ人間扱いされていますが、僕らの活躍の場所は手術室なんですよ!!!手術室での輝いている僕らも一度見てください!!
http://www.scabies.jp/definitediagnosis/detection1/index.html


最後の2つは、おまえ大丈夫か?と思われそうですが、感染対策としてはごく当然かと思います。まぁ、個人的にはなるだけ病棟に行けるように努力はしています(手術が忙しくていけないだけ)ので、今後ともよろしくお願いしますね!!
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今年はなんとかノロにもインフルにもかからずやっていけそうなorthopedicsより


ノロウイルス!当たらなければどうということはない?当たっても別に大丈夫ですよね。。

patient1


みなさんごきげんよう、元気ですか?
ノロが思いのほか騒がれているようですね!!

当病棟でも、ノロでむしろ有給休暇が取れるかもしれない!とウキウキしてるナースが多い印象があります。皆さん浮かれすぎですよ!!
最初の3日間は無給になるかもしれないので要注意ですよ☆
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1425261989
証明書まで求められるめんどい職場もあるんですね。。>青木先生blogのコメント

そして報道機関の人ですね!
冬に感染性胃腸炎が流行るのも毎年のことなのに、
話題がないのか浮かれすぎですよ!!

ノロウイルスの保険点数が今年から通ったからノロが注目されていますが、
例年病棟は冬には感染性胃腸炎に苦しめられています。

これは検査したから病気がたくさん見つかった例ですね、、、夏のインフルエンザと同じような問題だと思います。(昔から夏風邪と呼ばれるものはあり、それを検査してみたらインフルエンザも含まれていたということ。夏にはそんなに問題にならないからインフルエンザの検査しないんですよ。)

まぁ感染性胃腸炎もご老人にはかなりダメージは大きいので、乗り切れない人も多いのでしょう。
http://blog.goo.ne.jp/idconsult/e/4be06a26b4f2f3923af279d736c68c8a
でももともと体力が落ちていた人と健康な人と比較するのはフェアではありません。。。

ただ、”当たらなければどうということはない”のです。
(当たっても健康な人はまず死なないから大丈夫です。)
しっかりと伝統的な公衆衛生的な対策でまずは”当たらないように”乗り切りましょう!

そして当たらなくても、当たってしまっても、まずは標準予防策ですね!!
当たってしまったらガイドラインに沿って対策をしましょう!
http://www.orthopedic.jp/archives/52067765.html

まぁ結局医療リソースの問題が根源にあるような気がするので、ご配慮いただけたらと思います。

ノロに当たっても当たらなくとも、今後ともよろしくお願いしますね!
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たんに、”当たらなければどうという事はない”ということを言うためだけに浮かれて記事をかいたわけではないorthopedics より

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