整形外科的まとめBlog

整形外科専門医が監修しているBlogです。初期研修や整形外科についての話題を医療、法律、ネット文化を幅広く取り扱います。専門医試験対策はアップデートされますので過去ログ参照してください。青森・東京・関西圏対応

スポーツ整形

整形外科医と靴医学

 整形外科医としては、足の外科についてはかなり苦手意識が多いのではないでしょうか。偏平足の治療についてもあまりオーソドックスな治療手順もないので、正直なかなか難しいですね。
 保存療法にしても多くの整形外科は高価な靴までは利益出せないので、靴と足底板までセット販売は外来でもできていないことが多いです。とりあえずは足底板処方まではがんばりますが、今度は患者さん側が音を上げることが多い様な気がします。つまり、高価なのでそこまでケアできない人が多いのも事実です。あと室内生活が多いと足底板も困難ですね。

 でもやはり、”靴を生活の中心の場にしている人”には、健康靴が一番いいのではないかと思います。アインラーゲン+健康靴は高く見えそうですが、革靴は大事に5年使えば元が取れるし、アインラーゲンはたびたびメンテが必要で、儲かっていると言うよりは、完全に店長の趣味や情熱の世界ですからねぇ。自分の痛い足が量販店レベルの品物でいいと思わないなら、健康靴お勧めですよね。

 私的にはドイツのフィンコンフォートがやはりお勧めです。





第39回日本整形外科学会スポーツ医講習会@2012年8月4日5日京王プラザ

日本整形外科学会スポーツ医講習会に参加してきました。

 各論は2日であり、総論の3日に比較しそこまで苦痛ではありませんでしたが、それでも長時間講義を聴かなければいけないのはかなり苦痛です。同じ時間であればワークショップスタイルのACLSなどのほうがストレスが低いです。

 講習会の内容ですが、各項目については、熱中症の項目や頭部外傷の項目は勉強になりました。しかしながら使用されるガイドライン、基準のうち、日本整形外科スポーツ医学会がひとつでも提唱したものはありましたでしょうか?投球障害の基準は日本独自のものだと思いますが、自分達の基準、理念、方針と言うのがイマイチ不明瞭なのです。

講習会の問題点としては
・日本のスポーツ医学会が研究し、提唱する独自基準があまりないこと。
・そもそも大勢のコンセンサスをまとめようとする意図を感じないこと。
・お勉強、資料集の棒読みで、ポイントがどこで、Minimumはどの範囲で、というような教育しようという意図を感じないこと。
などを感じました。

なによりスポーツ医学に興味がある整形外科医が300人集まっているので、研究や人的交流のいいきっかけになるのに一切有効活用する気のないスポーツ医学会。この機会がもったいないなー。将来性がないなー。と思ってしまいました。初回受講者は200人、2回目受講者は100人でした。本当にもったいない機会だなと。全国の整形外科医師が集まっていろんなプロジェクトや交流ができる可能性があるのに。。

この内容では参加したり資格をとってもしょうがないなと思われてもしょうがないのではないでしょうか。

理想の講習会としては講義だけではなく、1日目は半日で講義を切り上げて午後は診察のワークショップ。スポーツなんだから実技っしょ。夜はワークショップのグループ単位でのレセプション。同様に2日目も半分実技で体動かしたほうが楽しいと思うのですが、実行委員の先生方、是非ご配慮お願いいたします。




今後ともよろしくお願いしますね!
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先生方は、若い整形外科医と一緒にスポーツ医学会を作っていく意志が本当にありますか?日本整形外科学会第38回スポーツ医学研修会報告1

整形外科学会 第38回 スポーツ医学研修会 報告

日本整形外科学会が主催する第38回スポーツ医学研修会に参加してきました。

一言で感想を言うと、”とてもつらい”です。

何がつらいというと、朝の8時から夕方6時までほとんど休みなく座って講義を聴かないといけないからです。正直、こんだけ長時間座っていると、エコノミークラス症候群で誰か死にかねないなとまじめに思いましたし、休み時間も10分程度、それも講義ごとにとれるわけではないので、かなりつらかったです。

講義内容も知識全般の全体のコンセンサスを全然とっていないように感じ、個人の主張も入れ混じっていたので、ためにならない講義も多く、”教育というよりはむしろ、お金の収集を目的としているのではないのか?”と思われても仕方ないと思います。

多分、テストを作らないんだから、座学だけでいいだろう、批判されたらテストでも始めよう。などと思われているのかもしれませんが、ワークショップなどで診察実技や運動処方の実技を取り入れたり、SmallGroup学習で、各参加者の先生と知見を深めたり、少し工夫をしてスポーツ界にも人間学と教育学をとりいれないと、

この分野はいまだ根性主義で、未来がさっぱりないなとか若い人に思われてしまいますよ。

と個人的には思いました。

FYI
・専門医取得後に講義を聞いて、2年連続聴講すると日本整形外科学会のスポーツ医学専門医の資格がもらえるそうです。
・値段がかなり高く、この講義の内容を考えると、かなりのぼったくられ感があります。これまで受けた講習の中で最悪の講習でした。
・ただ原先生の講義はすばらしかった。山澤先生も面白かった。
・もう少し講義の内容を学会としてスタンダード化させると聞きやすいのかもしれません。
・あと重複がものすごい多くて正直いらいらしました。整理すれば講義は半分量くらいにはなると思います。
・質問できないのであれば、ビデオでも変わらないのではないかと思いました。講義の学習効果は300人大教室だとほとんどないと考えたほうがいいと思われます。半分くらい講義もつまらないので寝ているようでした。

澤選手の”さわ”やかな言葉

http://atr4440.tumblr.com/post/7790832610
以上から転載しました。

“We knew that what we were doing here could be about a little more than just a football tournament. If winning this makes one person, someone who lost something or someone or was hurt or damaged by the events that touched our country, feel better for even one moment, then we have really achieved a most special thing. If it makes everyone happy and joyful and gives them a reason to cheer after such difficult times, then we have been successful. Japan has been hurt and so many lives have been affected. We can not change that but Japan is coming back and this was our chance to represent our nation and show that we never stop working. This is like a dream to us and we hope our country shares it with us.”

「我々のしていることは、ただサッカーをするだけではないことを、意識してきた。我々が勝つことにより、何かを失った人、誰かを失った人、怪我をした人、傷ついた人、彼らの気持ちが一瞬でも楽になってくれたら、私達は真に特別な事を成し遂げた事になる。こんな辛い時期だからこそ、みんなに少しでも元気や喜びを与える事が出来たら、それこそが我々の成功となる。日本は困難に立ち向かい、多くの人々の生活は困窮している。我々は、それ自体を変えることは出来ないものの、日本は今復興を頑張っているのだから、そんな日本の代表として、復興を決して諦めない気持ちをプレイで見せたかった。今日、我々にとってはまさに夢のようで有り、我々の国が我々と一緒に喜んでくれるとしたら幸いです」


感動しました。ひとつひとつがんばる事にも気配りを忘れないこと。大切ですね。


この本は小さな子供がいる、もしくは近い将来会えるお父さんお母さんにぴったりの本です。
医療従事者ではない友達の出産祝いとして送ることが多いです。



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