整形外科的まとめBlog

整形外科専門医が監修しているBlogです。初期研修や整形外科についての話題を医療、法律、ネット文化を幅広く取り扱います。専門医試験対策はアップデートされますので過去ログ参照してください。青森・東京・関西圏対応

しびれ

まんがeせいけい第一話:”整形外科としびれ”のカラー化が完成しました!

以前の記事を実験的に再度アップしています。↓すみません。

 そろそろ冬将軍到来ですね。。寒くてストーブがデフォになってしまいました!昔は暖房器具なんて使ってなかったのに、、、

 ところで、みなさん、マンガお好きですか?私は、大学生になってから医学書以外の本はマンガしか読んだ記憶がありません。。従って、残念なことにマンガが人生のようなものになってしまってます。

 今回は再度みたらし先生にお願いして、第一話の最初のページをカラーにして頂きました!
http://i2t.pya.jp/


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私のしびれ・痛み 結局どうしたらよくなるの? その2 診断の仕方

前回のしびれは尻きれトンボで終わってしまいましたので、補完する意味でしびれの記事を追加します。
http://www.orthopedic.jp/archives/52049659.html

しびれはしびれの原因を考えなければいけません。不定愁訴のしびれも考えるとやはり、
1、基本的な身体診察をして整形外科的疾患を否定すること、
2、局所のしびれ感の否定、
そして
3、放散痛のようなしびれの否定、などの診断回路があります。

1、基本的な整形外科的身体診察
 部位別に整形外科的身体診察の項目は決まっています。多くのしびれは問診と診察でだいたいの見分けがつきます。ただ、やはり画像は大切になってくるので、画像とのセットでやっぱり高位が合わないとか、神経っぽいけど画像的に何もないとか、(見落としているとか、、)自信がないこともあります。ブロック注射なども含めてしびれの診断的治療をすることも多いです。
 ABIをわりとまじめに取っていますが、あまり血管性のしびれが多く引っかかる印象はありません。多くの場合一般的整形外科医、もしくは整形外科で研修を終えた柔道整復師であれば診断つくと思われます。
 ただ、画像検査でもroot障害がわりとトリッキーな事があるので、ここら辺は脊椎専門の先生の出番ではないでしょうか。生理機能検査を絡めたり、術前に麻酔をかけて生理検査する施設もあるようですね。確実に”これだ!”というのは、やっぱり難しいと思います。”とりあえず手術してみてどうなるか考える”というのもよく採用しています。

2、局所のしびれ感
 知覚障害がない場合、他の症状をしびれと訴えている場合があり、局所のレントゲンやMRIなどを施行するのも考えたほうがいいでしょう。もちろん一般的身体診察に触診項目がありますが、腫瘍があったりする場合も有るので、局所の画像検査は施行して悪いことはないと思います。

3、放散痛のようなしびれ
 多分、一般的な不定愁訴のようなしびれはこの痺れかと思われます。周囲の萎縮している筋肉や痛んでいる関節から痺れのような症状を感じることが多いのだと思われます。一般的な身体診察や画像検査の後で特に大きな以上のない場合は、診断的に運動療法をトライしてもいいのかなと思います。運動療法でつまづく場合は更なる侵襲の大きい検査をしたり、他の専門家にコンサルテーションしたりしています。

こんなこと考えながら診療してます。



↑トラベルシモンズは有名なトリガーポイントの教科書になります。

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マンガeせいけい 第一話 ”整形外科としびれ”:しびれに結構効く薬が登場?

 整形外科的blogでは、blog内容の漫画化を行うことにしました。
eseikei71

イラストレーターの先生方にお願いしながら試行錯誤で進めていきます。

 記念すべき第1回は”整形外科としびれ”についてみたらし先生にお願いしました。
http://i2t.pya.jp/
みたらし先生!Cuteな絵柄ありがとうございました!

みなさまの応援ですが、どんな形でも叱咤・激励をよろしくお願いいたします。

以下漫画になります!!

漫画(P1)021a

jpg

整形外科としびれ、そしてリリカ(プレガバリン)ですが、前述した通り
http://www.orthopedic.jp/archives/52001278.html
副作用もあまり重大なものがなくよく効く薬ですね。

しびれ、なかなかよくわからないことも多いですが、知覚障害が明らかになくてもしびれ、痛みがあれば整形外科的な異常があることも多いですね。

MRIを多用する病院で研修したせいか、結構MRIを多用する癖がついてしまい、身体診察をおざなりにしないように気をつけています。結構症状はたいしたことないのにMRIで異常があることや、またその逆もあるので、身体診察が重要だと思うこともありますし、やっぱりMRIだなと思うこともあります。両方の所見が重要です。

診断にしろ治療成績にしろ、整形外科的な標準医療をまず目指すのがなかなか難しいので、”標準治療をとりあえず知る+目指す”というのが重要なのかなと思っております。

まぁあとはマンガでも書いていますが、薬の処方など細かいことにも気をつけていきましょうね!
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マンガのバックナンバーはこちら!
http://wiki.orthopedic.jp/d/e-seikei




私のしびれ、それじゃぁどうしたら治るんですか?その1

私のしびれ、それじゃぁどうしたら治るんですか?その1

1、しびれってそもそもなんですか?
しびれですねー。難しいですね。しびれは神経が障害を受けたり、筋肉が障害を受けてその放散痛として感じたり、関節の違和感をしびれと表現したり、たんに疲れやすいことをしびれと称したり、患者さんはいろいろな症状をしびれと感じて外来を受診します。ですから、”しびれ”というだけでは、何のことだかよくわかりません。私達整形外科医は通常感覚障害をしびれとしてとらえて、触覚、痛覚、冷温覚、振動覚、などをチェックします。ですからなんでもない患者さんが多いわけですから、ここには確実に患者さんとのしびれに関する認識の乖離が生じていると思います。

2、感覚障害がない場合どうするのですか?
 ”肘の外側がしびれた感じがするんです。”というような感覚異常がないしびれというのは実は案外多くって、整形外科医はともするとしびれについてすべてMRIをとったりしてから”何もありませんね。”などと済ます人もいますが、たいていこういう不定愁訴に似たしびれは運動療法で改善することがほとんどかと思われます。
 それでもやはり変な違和感があると言って局所に問題が有る場合もあるので、局所の診察>全体の診察という流れは私は基本だとは思います。ここらへんは施設や上司によって、教育や方針が異なるのでなかなか難しい問題ですね。

3、感覚障害がある場合どうするのですか?
 これこそが整形外科医の出番です。ここからが私達整形外科医のフィールドです。ですが、それ以外のかなり多くの患者さんを”薬処方しておきますね。”の一言で整形外科医は切っていることに気がつくべきです。ですが、ここからは言い訳にもなりますが、整形外科的なしびれの治療も結構難渋するので整形外科医はそこまでリソースが足りていない。というのが実情かと思います。
 本来ならば接骨院とけんかばかりしていないで、お互いの縄張りを決めて、検査や手術が必要な場合とそうでない場合を住み分ければいいのですが、多くは住み分けがしっかりしておらず、”整形外科に行ったって、レントゲンばかりとって症状は治りませんよ。”とか”接骨院にっても変なマッサージをされてよけい悪化してしまうだけだよ。”など言いあい、患者さんは的外れな指導を受けた挙句、複数の医療機関を回ってしまって時間とお金をロスする人の多いこと多いこと、、このさまよえる整形外科難民をなんとか減らせないかトライしていきます。

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今日の整形内科的患者さん達 その1 ヘルニアは即手術してますか?

皆さん初診は再来の合間に見てますか?半日外来で新患12人を一般外来しながら診療するのはややキビシメでした。外来は週に2コマから3コマですが、外来多めですか?

覚えている中で抜粋していきます。

1、70代女性両膝痛、間欠爬行あり(4000歩は一日歩けるとのこと。)、単純レントゲンでは膝は両側内側のOA、腰椎、L4/5不安定性。腰部MRIではL4/5 L5/SにてStenosis+。膝が痛いのか腰が問題なのか、一番わかりやすい検査は?
>膝筋膜リリース(関節注射でもいいかもしれませんね。) 施行した右だけ痛みが良くなって帰宅しました。残念ながら現段階では膝も腰も手術はあまり必要ないかなぁ。膝の機能障害でしょう。

2、肩こり+左肩の痛みを訴える20代女性 一般診察所見ではとくに問題なし、単純レントゲンは問題ないがいわゆるストレートネックっぽい。どういうように治療アプローチしていますか?
>一つ一つの椎体の痛みと動きを評価してから関節Mobi.にて症状消失させて帰宅。運動不足ですよー!

3、10代男性 3年越しの左殿部痛。 身体診察でLDH(腰椎椎間板ヘルニア)疑い。MRIでLDH確認。10代の手術はあんまりしたくないんだけどなぁ。みなさんやっぱりすぐ手術してます?

4、50代男性 左大腿下腿の痛み。身体診察で問題なし。単純レントゲンでL4/5 L5/S不安定性、MRIにてL4/5外側ヘルニア? とりあえず診断の為のNRBですか?それともEDBでお茶を濁す?

5、腰痛の70代の男性 話をよく聞くと、左肩のほうが痛い? じゃぁ最初に問診表にそう書いて下さいよ。。左肩の痛みは頚椎の関節Mobi.で消失させて、NSAIDsだして帰宅。腰痛はまた次回☆とりあえず運動しましょうね☆

というように、診療をしています。大概の人は診察だけで症状を改善させられるようになったけど、やっぱり診察補助してくれるPTなり柔道整復師がいたら激助かりますー。誰か手伝ってくださーい!!

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しびれに結構画期的な薬が登場。リリカ(プレガバリン)はノイロトロピン、メチコバールの牙城を食い尽くすかどうか。

今回のテーマはそうです!リリカです!続きを読む
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