整形外科的まとめBlog

運動器疾患を担当する整形外科のBlogです。初期研修や整形外科についての話題を医療、法律、ネット文化を背景にまとめて取り上げてまっす。

教科書

これから整形外科医を目指す先生へ お薦めの教科書(洋書・和書)

これから整形外科医を目指す先生へ お薦めの教科書(洋書・和書)

新人さんが準備をする時期なので、再掲しておきます。

定番の教科書は大体決まっています。以下のようなものを大体の先輩は持っているので3年目に適当に購入するといいです。追加するとしたら、Campbellくらいですかね。。

Rockwood, Green, and Wilkins' Fractures 

 最初に整形外科レジデントになったときに薦めていただいたのはこの本です。5年に一回くらい改訂があり、2014年に出版されています。外傷全般の教科書になるので、海外の治療をスタンダードに勉強したい人にお薦めです。ほとんどの外傷をこの教科書は網羅していると思われます。私はリファレンスに使っていましたが、すべて読破したという指導医もおりましたので、おそるべしです。。↑kindle版が昨年の12月にでているようです。

骨折・脱臼  

 私立大学の医局の先生が使っていました。所属医局よって使う教科書が異なるみたいようです。外傷に関して和書ではこの教科書がスタンダードになると思います。

整形外科医のための手術解剖学図説 

 手術解剖学の優れた教科書です。最近はイラスト満載の教科書が多いのでこの本の価値はあまりないのかもしれませんが、私の前の世代の先生から”手術進入路についてはこの本で学んだ。”という先生が多いのです。どんなに教科書を持ってないレジデントでもこの本だけはなぜか持っているようでした。

AO法骨折治療

骨折治療の原則を知りたい方には必須です。これ知ってると知らないとで全然診療が異なります。っていうか、考える楽しみが出てきます。AOコースもスキーとかできて楽しいですよね。

図解四肢と脊椎の診かた 

 身体診察の優れた教科書です。整形外科医は各運動器ごとに診察項目をルチーン化し、診断し治療する必要がありますが、この教科書はその診断思考過程形成に必須かと思います。

あとは、標準整形外科、クルズスは標準整形外科があればあまり必要ないかなと思います。標準整形外科は古くても多少問題なく、専門医受験の前に買いかえる形で大丈夫かと思われます。あとは興味ある分野の簡単な手術手技書を適宜購入したり、雑誌を講読したり、論文を読む形になっていくと思います。

標準整形外科学 

 標準整形外科は昔はリファレンスもなく、かなりいい加減な(整形外科的な?)教科書でしたが最近は一新されてだんだんよくなっています。2016年12月に13版でました。

教科書を買い揃える時の何かを始めよう!なにかをやってやろうという気分、いいものですよね!大切にしていきましょう!

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初期研修のミニマムエッセンスって何? 必要な教科書を検討してみる。

シーズンのため、以前の記事の再掲載になります。

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僕的な研修ミニマムエッセンスは、

1、内科 
up to date使えるようになれば御の字だと思うんですよね。患者さんの内科的な診療内容が理解できて記録できるんだったら、uptodate通りに情報収集と治療計画立てて、指導医と確認して医療行為すれば、正直ほぼ内科ってそれでいいんじゃ、、と思いました。もちろん手技ですとか、現場感覚は臨床にいないとあれですが、uptodateってすごいですよね。。ですから、内科の教科書を挙げるとしたら、currentくらいかな。。毎年改定でしたよね?

↑、一応currentは全部病気が乗ってるわけじゃないけど、一応一般的なことが網羅されていて、uptodate毎年される教科書で、安くて、読みやすいので価値があると思います。uptodateが使えれば十二分だと思いますよ。小児科研修は余裕があったので、uptodateも緑の本(Nelson)読んでましたが、学生の時と違って内科研修ではきつくってもう連日夜12時くらいで力尽きて、青い本(Harrison)なんかは勉強する時間はありませんでした。。

消化器内科、神経内科、循環器内科、内分泌内科などそれぞれの科の特性と手技の特性があるので、それを専門に入ったら研修する感じでいいんじゃないかな、僕はもう心カテとかやらないし、、

2、外科 
腫瘍マニュアルはあった方が外来こなしやすいというか、ないと仕事にならないですよね。手術の解剖やら手技書みたいなのを、先輩の手術記録とにらめっこしながら、っていうスタイルでいいんじゃないでしょうか。


3、麻酔科 
研修チェックシートでいいでしょ。この本は優れもので、これだけでいいから全部覚えろ!とか言われました。


4、小児科 
薬がめんどくさいので、薬の本が重要ですね。小児科は、しっかり全身を診察することができるようになって、異常と正常が汲み取れるようになって、発熱の見方がわかるようになればいいんじゃないかなとか、、、難しいですけど、整形外科でも結局小児科的な発想は重要ですよ!
 ちなみに、私は、HEINEの耳鏡手に持って、外来頑張ってました。研修病院では3年間外来やらないと小児診れるようにはならん!って言われてました。今度、オススメの耳鏡の記事を書きますね!


5、整形外科 
手術とか外傷とか画像診断に興味があると思うんですが、身体診察が最も重要だと思います。なぜならプライマリーでそういう患者さんが多いからです。整復とかレントゲン読影もできるようになるといいけどね!


6、産婦人科 
可能であれば、ALSO/NRP受けたいですよね。僕はテキスト流し読みだけですませましたが、可能だったらALSO受けてからお産とりたかったな。。1ヶ月何件くらいお産を経験するのが平均になってますか?

7、救急 
研修する前に、PALSやらJATECは受けておきたいですけど、なかなか難しいですね。ACLSは使用頻度はさほど高くないんですが、ある程度不整脈に強くなるのはいい部分ですね!

↑外傷に関わる整形外科医は必須というか、逆にERがあると、やらなくていいかもですが、ERと協力するつもりなら勉強しておいた方がいいかなと強く思います。

↑くらいで初期研修はいいんじゃない?教科書は改訂版のチェックは各自でお願いいたします。

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2014年度上半期の整形外科教科書の購入ランキング 順位はあまり変わりませんね.

読者の方が当ページからamazon経由で購入された整形外科教科書ランキングになります。
いつもご協力ありがとうございます.

あまり前回と代わり映えしませんが、
http://www.orthopedic.jp/archives/52109300.html
名前をあげていこうと思います.

第一位
図解四肢と脊椎の診かた


この本は繰り返しになりますが、整形外科の診察方法の基本手技になりますので、内科から外科になる先生、一般当直業務を将来視野に入れている先生は、研修医のうちに勉強しておく事をオススメします.整形外科なんて手術みても勉強にならないけど、診察方法は勉強しておいたら当直でよく使うと思うんですよ。

第二位
整形外科医のための手術解剖学図説 原書第4版


整形外科の手術アプローチの本ですね.整形外科医はこれがないとおまんま食えません.今はもっと良い教科書があるのかもしれませんが、内容的にはこれと手術手技ビデオ(ビデオライブラリー)があれば十分です.

第三位
標準整形外科学 第12版 (Standard textbook)


超定番ですね.改訂がそろそろでしょうか。

同第三位
Rockwood & Green Fractures in Adults (Fractures in Adults


超定番です.今年改訂です.もう少し立つとkindle版が出るかもしれないので、要チェックですね.

第五位
AO法骨折治療


外傷については、これ勉強している先生とそうでない先生はちょっと違うと思います.経験積んで難しい症例をこなすのも面白いですが、最初から”違いのわかる整形外科医”を目指すのも面白いのかもしれません.

同第五位
リハビリテーションシークレット


古い教科書なのですが、北米のリハの標準知識を体系だって覚えられる良い教科書かと思いました.古いのでどなたか改訂してくださいよう。。(もしくはorthopedicsがお手伝いしまっす.)

同第五位
整形外科医のための神経学図説―脊髄・神経根障害レベルのみかた,おぼえかた


これも定番ですよね.

同第五位
痛みの臨床に役立つ手技療法ASTR―軟部組織へのシンプルで効果的なアプローチ


整形外科専門医による整形外科手技療法のテクニック解説の教科書です.教科書よりDVDの方がわかりやすいかもしれません.(ボクは両方持ってます.)評価ができないと手技も的確に運用できないので、評価の教科書の登場が待ち遠しいところです.

同第五位
ウケる技術 (新潮文庫)


唯一教科書以外の本がランキングしていますが、社会人として円滑に仕事行う為のコミュニケーションスキルについての本です.ボクには非常に参考になりました。
http://www.orthopedic.jp/archives/52115450.html

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*決して本をたくさん紹介する為に同五位が多いわけではないと、言い訳してみます。。

医学生の時の定番の教科書の変遷。医学教科書を語れ! その1

学生の時の定番の教科書ってなんでしたか?

 学生の時は、、、シケプリですね。これがメインです。勉強好きな学生は、教科書読んだり学習グループなんてしてる人たちもいましたが、一般的には国家試験の勉強会以外の勉強会が開かれることはまず稀ですね。

 USMLE勉強会なんてのもやってる人たちもいましたね。。結局USMLEは医師国家試験の勉強の延長上ですから、国家試験前2ヶ月くらい前に、受験してしまうのが楽なのかもしれません。USMLEの知識は国試の知識と被るとかいわれています。

 基礎から臨床までの教科書を紹介していきます。

基礎
1、生化学
基本はストライヤーですね。まだこの本が改訂されていたのでうれしかったです。分子生物学はCell、生化学はストライヤーというのが、基本路線になります。シンプル生化学とかでもシケプリベースであればとくに問題ないんじゃないでしょうかね。


2、生理学
体を物理学などで表現し、理解することを目標とした学問です。私はGuytonという教科書で勉強しました。生理学も、診断学と一緒でほぼ変らない学問かと思います。わりとこの教科書は日本の授業にも対応してました。


3、解剖学
昨今、本屋さんはプロメテウスばっかりでした。。私の時は英語だとGreyでしたけどね。解剖も大学の指定の教科書がいいと思います。解剖の勉強は、実地で学び、そして実地で悪戦苦闘するしかないですな、、

4、病理学
 病理学は、昔は光学顕微鏡主体の授業でしたが、現在はどうですか?これだけ分子生物学による疾患原因解明が進んだのに、いまだに分子病理学とかがメインにならないのは、結局標本作りが病理の仕事のメインだからなんでしょうか。もし病理が人材不足なのであれば、標本より病理解剖実習を少し学生の時に義務化してもいい気もしますけどね。。ちなみに私はrobbinにおける光学系の知識があまりに乏しかったため、留年しそうになりました。



臨床
標準シリーズ
 シケプリや授業資料だけでもわりと勉強になりますが、卒業してから自分が教科書を買って勉強していた分野とそうでない分野の知識がちょっと異なっていたりします。ですが、結局は学生の時の知識なのでたかが知れています。でも、学生の時に厳しくて有名だった科目は、今でも鮮明に覚えています(汗)ので、やっぱり学生を厳しく教えるというのは、とても重要なのだなと思います。

内科診断学
 このテキストがまだ現役なのにとても喜びを感じました。この診断学というのが医学の根本であり、Mosby社の身体診察学の教科書と内科診断学をまず医学部入学と同時に購入すること。暇があったら眺めてみることを薦めますね。この教科書は年代がたっても重要であり続ける教科書ですね。


身体診察学
 上記被りますが、Mosby社のPhisical Examinationがオーディオビジュアル的によかった印象があります。身体診察は各科の特性があり、各科の教科書も重要になりますが(特に整形外科、皮膚科、眼科、耳鼻科などマイナー科目)、この教科書は満遍なく書かれています。この分野も年代がたっても朽ちることがない分野です。


整形外科の教科書、昔は一冊も持ってなかったのですし、国家試験でも一切勉強しなかったんです。。それでも無事に整形外科医やってるところがまたそういうものかなと思います。

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初期研修ミニマムエッセンスを追及するの巻 その1 あったらいい教科書って?

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 こんにちは。ゴールデンウィークも超えて、なかなかしんどい先生もいらっしゃるかもですね。今回は、初期研修のミニマムエッセンスを追及するの巻です。

 整形外科医に口を挟まれたくない!って思う気持ちもよくよくわかりますが、内容を読んで、また吟味してくださいませ!

僕的な研修ミニマムエッセンスは、

1、内科 
up to date使えるようになれば御の字だと思うんですよね。患者さんの内科的な診療内容が理解できて記録できるんだったら、uptodate通りに情報収集と治療計画立てて、指導医と確認して医療行為すれば、正直ほぼ内科ってそれでいいんじゃ、、と思いました。もちろん手技ですとか、現場感覚は臨床にいないとあれですが、uptodateってすごいですよね。。ですから、内科の教科書を挙げるとしたら、currentくらいかな。。毎年改定でしたよね?

↑、一応currentは全部病気が乗ってるわけじゃないけど、一応一般的なことが網羅されていて、uptodate毎年される教科書で、安くて、読みやすいので価値があると思います。uptodateが使えれば十二分だと思いますよ。小児科研修は余裕があったので、uptodateも緑の本(Nelson)読んでましたが、学生の時と違って内科研修ではきつくってもう連日夜12時くらいで力尽きて、青い本(Harrison)なんかは勉強する時間はありませんでした。。

消化器内科、神経内科、循環器内科、内分泌内科などそれぞれの科の特性と手技の特性があるので、それを専門に入ったら研修する感じでいいんじゃないかな、僕はもう心カテとかやらないし、、

2、外科 
腫瘍マニュアルはあった方が外来こなしやすいというか、ないと仕事にならないですよね。手術の解剖やら手技書みたいなのを、先輩の手術記録とにらめっこしながら、っていうスタイルでいいんじゃないでしょうか。


3、麻酔科 
研修チェックシートでいいでしょ。この本は優れもので、これだけでいいから全部覚えろ!とか言われました。


4、小児科 
薬がめんどくさいので、薬の本が重要ですね。小児科は、しっかり全身を診察することができるようになって、異常と正常が汲み取れるようになって、発熱の見方がわかるようになればいいんじゃないかなとか、、、難しいですけど、整形外科でも結局小児科的な発想は重要ですよ!
 ちなみに、私は、HEINEの耳鏡手に持って、外来頑張ってました。研修病院では3年間外来やらないと小児診れるようにはならん!って言われてました。今度、オススメの耳鏡の記事を書きますね!


5、整形外科 
手術とか外傷とか画像診断に興味があると思うんですが、身体診察が最も重要だと思います。なぜならプライマリーでそういう患者さんが多いからです。整復とかレントゲン読影もできるようになるといいけどね!


6、産婦人科 
可能であれば、ALSO/NRP受けたいですよね。僕はテキスト流し読みだけですませましたが、可能だったらALSO受けてからお産とりたかったな。。1ヶ月何件くらいお産を経験するのが平均になってますか?

7、救急 
研修する前に、PALSやらJATECは受けておきたいですけど、なかなか難しいですね。ACLSは使用頻度はさほど高くないんですが、ある程度不整脈に強くなるのはいい部分ですね!

↑外傷に関わる整形外科医は必須というか、逆にERがあると、やらなくていいかもですが、ERと協力するつもりなら勉強しておいた方がいいかなと強く思います。

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当直の時、何見てますか?救急当直の教科書:その1

今回は、当直についてです。。

 当直、最初はどきどきしますね。今じゃ、Huluみながら、出前とってます。。1人当直から、内科当直、外科当直、整形外科当直、整形外科オンコール、こんなところが守備範囲です。一応研修病院で小児科も見ていたので、小児もやれないこともないけど、小児科の先生がいないところの小児科診療は救急対応に完全なる自信がないので、ちょっとパスですね。。

 当直はどういうトレーニング受けたかによって、いろいろなフローチャートは変わると思うのですが、わりと困るのが、

1、薬の内容
2、細かい対処法

などなどですね。

子供の投与量っていくらだっけ、、、
とか、
ムカデってどうするんだっけ、、
というように、いろいろ忘れてしまいます。

というわけで当直のあんちょこですね。
アップデートされているあんちょこは、、、

この本です。所謂赤本ですね。

この本がどこの医局にもぽいっと置かれてます。私も愛用してます。

っていうか、いろいろな人が救急の教科書として林先生の教科書薦めてるけど、
実際に仕事場でアレ読んでる暇はないから、時間があるときに読んでおく本だと思うのです。

 Ddxの教科書とか、林先生のシリーズとか、面白いんですけど、
学生時代に読んだりする本かなーとか思ってました。。
 研修医の時は、外来を回すこと、仕事を回すこと、論文を読むこと、講習を受けること、
なんかに時間がとられて、あんまり教科書をよく読めなかったかもですね。

鑑別診断?いいから、早く造影CTとってから考えれゃー!みたいな感じです。>。<

当直の恐ろしさは、

1、リソースが限られていること。
2、リソースが限られていることを顧客に納得してもらえないこと。
3、結局無理な時は、大きな病院への搬送になってしまうこと。

ですかね。100%っていうのはないんだよ!って説明しますが、なかなか難しいですね!!

救急の時の本当の救急の対応は、麻酔科研修やら、JATEC、ACLS、PALSなどしっかり受けて救急部で研修してください!

今後ともよろしくお願いしますね!
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これまでの整形外科的オススメ教科書のまとめ。

これまで当blogで紹介させていただいた、整形外科的にオススメな書籍一覧です。

 結構教科書について、記事書いてきたものですねー。。他にもいろいろですね、クルズスやら解剖の教科書もたくさん持っていますが、なんていうか、結局使う教科書しか、使わないんですよね。。

・整形外科医になるなら、とりあえずはこれくらいは、基本です!
http://www.orthopedic.jp/archives/52025779.html
↑kindle本もデータ量多い本の場合は便利なようです。。

・ローテーションでとりあえず整形外科を回るだけなんですけど、という人には、、
http://www.orthopedic.jp/archives/52059907.html
↑、自分で買うには高いと思うので、病院に買ってもらうといいと思います。

・とりあえず他の人はどんな教科書買っていますか?というと、、
http://www.orthopedic.jp/archives/52077433.html

・整形外科の分類ってどう勉強したらいいんですか?と疑問の人は、、
http://www.orthopedic.jp/archives/52065361.html

・骨折治療でつまずいたことのある先生にオススメです。
http://www.orthopedic.jp/archives/52059907.html

・外来のやり方がわからなく困っている先生には、整形内科の教科書を、、
http://www.orthopedic.jp/archives/52068262.html

・とりあえず整形外科専門医試験を受けるんだけど、、、という場合の教科書です。
http://www.orthopedic.jp/archives/51776121.html

・手の外科に興味のある酔狂な先生は、こちら。
http://www.orthopedic.jp/archives/52070722.html

以上、今後ともよろしくお願いしますね!
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整形外科研修を始めるに当たっての10つのポイント、レジデントはとりあえずがんばろう!

下記記事更新しました。。

 4月1日のネタはとりあえず置いておいて、、4月1日から新入職式ですね!!わくわくするシーズンでもあります。病棟に来る新人ナースがきれいかどうか、レジデントがイケメンかどうかで職場の雰囲気ってがらりと変わりますね。。。

 4月から研修をスタートするレジデントが留意するポイントを10つにまとめてみました!!追加する項目などありましたら、いろいろご指摘くださいね!!

1、日本整形外科学会に入ろう!
 いわずと知れたことですが、我々のギルド組織である日本整形外科学会ですね。けっこうな集金装置と化していますが、一応専門医取るにはまず学会所属して、研修手帳をもらいましょう。臨床研修医で既にもらってる人も多いですよね。
 とりあえず一応当座の目標だと思うので、専門医へのロードマップを提示しておきます。
http://www.orthopedic.jp/archives/51774878.html

2、研修の戦略を立てよう!
 戦略って言っても、もう施設決まってるんですよー!!(泣)といわれそうですが、選べるのなら研修も計画立てて行きたいところではありますね。大学病院ではプレゼンやら論文やらのノウハウが勉強できますし、一般病院であれば、一般的な研修ができますし、専門病院であれば、早くに専門的な研修が開始できます。それぞれメリット&デメリットがあります。行った先でのできること・できないことを自分なりに考えて、研修の戦略を練ること、結構重要なことかなーとも思います。

3、本は買おう!
 医学書は一般的にお高いのですが、それでも最初の知識があとあと物を言うので、最低限は本を買いましょう!
一般整形
http://www.orthopedic.jp/archives/52025779.html
整形内科
http://www.orthopedic.jp/archives/52068262.html

4、道具とグッズをそろえよう。
 最初にそろえる道具としては、打鍵器、角度計測器、音叉、メジャー、定規(角度の測れるもの)などがあります。トレーシングペーパーやらはまだ現役だったりするので施設によって必要なものがでてくるでしょう。業者からもらえるものもあります。もう既に学生の時にいろいろ業者からもらってるかもしれませんが、整形外科関連の業者がいろいろなグッズをくれます。デスクのマグネットから、骨折分類表、整形外科分類表まで!もらえるものはもらってしまいましょう!角度の測れる定規や、各人体パーツの模型などは最初にそろえると良いです。
http://www.orthopedic.jp/archives/52065361.html

5、プレゼンの仕方を覚えよう!
 様々なコンサルテーションの場所がありますので、それにあわせたプレゼンをできるようにしましょう。
http://www.orthopedic.jp/archives/52071168.html

6、部位別身体診察をマスターしよう!
 教科書やりながらじゃもうだめです。全ての部位のルーチーンの診察項目を覚えて、体が動くようにしておいてください。
http://www.orthopedic.jp/archives/52027198.html

7、筋の神経支配とデルマトームは暗記しておこう!
 神経支配レベルは暗記です。あんちょこもっても良いですが、すぐに確認できるように。

8、こそ練をしよう!
 研修医であれば縫合練習、マイクロであれば夜間のマイクロトレーニング、かかせませんね。暇を見てがんばってる度アピールにもいいのかもしれませんが、糸は放置しないで切っておいてくださいね。。

9、AOコースを受講しよう!
 研修施設が許可してくれるなら、AOコース受講を研修半年から1年目くらいの時期にオススメします。
http://www.orthopedic.jp/archives/52027200.html

10、あいさつしよう!
 他にもいろいろ重要な項目はありますが、挨拶は重要です。基本的にものすごい変人だとしても、礼節をわきまえ、常識的な行動を取れる人は、仕事ができるようになっていきます。ここは最低ラインかとも思うので、しっかりしましょう。早い段階で食事会とかあるとスムースに職場になじめて良いですよね。。

足りないところ、いろいろ補足事項などありましたら、よろしくお願いいたします。

今後ともよろしくお願いしますね!
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手外科?手の外科?オススメの手の外科の教科書

 オススメの手の外科の教科書ですね!医学系の教科書って信頼に足りるのか?本当にあってるのか?そして網羅しているのか?というポイントがあると思います。

 日本の教科書はこれまでは引用文献がなかったり、絵がモロに嘘だったり、臨床経験がない人がレビューや教科書書いてきた背景があるので教科書の信頼性が低いような気がしています。最近はかなり改善されてきてはいますが、その傾向があることは否定できません。最近でもとある教科書のイラストに大きな嘘を見つけてしまいその教科書自体に幻滅を感じたところです。イラストが売りの教科書のイラストに明らかな間違いがあるようなレベルは本当に改善してほしいです。。。

 これまで手の外科関連で困ったときに参照する教科書というのは実は新潟手の外科研究所の教科書です。新潟のセミナーに参加してアップデートされた教科書をゲットするのが最善かと思います。研究所の先生方の偉業には本当に頭が下がります。いつもありがとうございます。

1、新潟手の外科研究所の教科書

非売品であることが味噌ですね。手に入らないんですよ。。。

2、私の手の外科

 スタンダードな手の外科医はこれでまず勉強していました。下記Greenとセットなので、やや高い買い物になります。手の外科医は出費がつらい!!
 ↑こんな凄い教科書ですら、著者いわくこれでも知ってること全部書いてないんだ☆という事のようなので、手の外科の奥の深さをうかがえます。
 手の外科は脊椎外科や関節外科のように、派手さがまったくない上に超マニアックで教科書も高く、非常に厳しい分野ですね。。手の外傷は結構多く、手の外科医は他の追随を許さないので、ニーズは高い科だと思いますが、参入障壁のようなものを感じます。

3、Green

私の手の外科医上司はこれでまず勉強していました。スタンダードですね。

4、手その機能と解剖

最近では、上羽先生の教科書が良いという流れになっています。

5、Rockwoodで済ませてしまう!

 非常にまずい状況ですが、1の手の外科の教科書がよすぎてですね。私は5の選択になりました。手の外科に進まれる皆さんは是非ほかの教科書を購入してください。結構ipadで見るのも便利そうなので、電子書籍もオススメだそうです。教科書を自炊(電子化)したとしてもデータ大きすぎてデータベースとして活用難しいかと思うので、考慮してみてもいいかもしれませんね。。

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整形外科的オススメの整形内科テキストブック!

 整形内科とは、整形外科の外来診療が極めて内科的であるので揶揄的に整形内科と使われるようになったのだと?思うのですが、かなり奥が深い分野ですが整形内科を専門とする整形外科の先生はごくごく少数です。興味のない先生は読みとばしてくださいませませ。。
(まぁ、整形外科医は一応外科医ですからそんな希望者もすくなさそうですし、、)
(本当はこの分野、開業医の先生に是非がんばって頂きたい分野なのですが、、が!!)
 
 保存療法専門整形外科医!というのもやや聞こえ悪いですし、ペインクリニック専門整形外科医とか、ブロック専門整形外科医!なら見たことありますが、やっぱり微妙なような気がします。。。外科医と名がつくなら手術しろよと、、

 そのそもそもですね。保存療法の治療の研修ですが、どういうプログラムを立てるのか?と聞かれたら、一般の整形外来を丁寧に診察することがBestな近道だと思います。現存する教育機関で整形外科の保存療法をみっちりと教える機関ってあるんでしょうか、個人的には聞いたことがありません。本当は総合内科研修のようなスタイルでするべきなのでしょうが、整形外科外来はほとんどの場合実践から入ることが多いですね。。。まぁ、整形外来をあまり担当したことがない整形内科医?もいらっしゃると思うので、基本から抑えていきます。

1、体表解剖学の教科書


 まず私が整形外科外来にでた当初、オーベンからの最初の指導が、
”体の筋肉と起始停止をすべて覚えなさい。”
でした。かなり難渋しましたね。その次は”すべての筋の神経支配を覚えなさい”でした。。でも整形外科医であればやっぱり筋肉くらい全部覚えないと外来自体こなせないので、やっぱり必要だと思います。特にスポーツ整形外科には必須な知識かと思います。筋肉ごとに障害があり、固有の放散痛があるので、なかなか難しいところです。

2、放散痛の教科書


 神経学的には異常がありません。MRIでも異常がありません。(画像診断も時には見方により診断が異なりますね!撮影方法、見方によって異なります。)でもしびれのある人、痛みのある人、とっても多いですよね!そんな困った患者さんの治療方法の一手にトリガーポイント注射というのがあると思いますが、その教科書になります。ちょっとお高いですが、この業界ではわりと定番の教科書になります。って保存療法に興味がなければ必要になることはないと思います。。

3、各種ブロックの教科書
 そうですね。トリガーポイント注射、EDB、NRB、星状神経節ブロック、持続的硬膜外麻酔、硬膜外麻酔シングルショット、椎間関節ブロック、腹腔神経叢ブロックなどなど様々なブロックの手技があるかと思います。ペインでは、もっと高度な、持続的電気刺激電極埋め込み、硬膜外鏡下神経剥離術、などなどいろいろあります。簡単なものから専門施設でしかできないものもあるので、いろいろ楽しそうですが、

・ペインクリニックに本当に未来はあるのか?
http://www.orthopedic.jp/archives/52006596.html

という観点から、あんまり僕はここに力入れられません。
ですから、あまりオススメしないのが現状です。それより整形内科医は手技療法の組み合わせで患者を治癒させうる。ということに特化すべきかとも思います。
怪しい整体師と何が違うんだ?というと、
整形外科の知識がなければ、何も変わらないかもしれませんね。。。。

ブロック治療やらは各施設、そして各オーベンによくよく聞いてついてもらうのが肝要かと思いますよ。手技については結構論文になってるので、調べると結構でてきます。

運動療法の良書などありましたら、教えてくださいますようにお願いいたします。

今後ともよろしくお願いしますね!
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整形外科の画像診断・骨折分類・疾患分類について:いろいろあってわかりにくい分類を一刀両断?

整形外科で最初に戸惑うのは、こわい先輩にプレゼンをした後に、

”で、分類は?”

って返されるやつです。
ビクってなりません?)

 医局ごと、もしくは病院ごと、そして先生ごとに使用する疾患分類が異ったりして、いやはや我々は叱られるために研修するために生活しているわけです。

 最近の流れからは、骨折分類はすべてAO分類、その他の分類は最低中外製薬の”整形外科カンファレンス必携”でいいかと思います。ほぼあのマニュアルにまとまっていると思います。

1、AO/ASIF  系統的骨折分類  
>Synthes(MATYHS?)が日本語versitonを配布
しています。

 シンプルでまとまっていてわかりやすいですが、AOの骨折分類の講義を受けないと使いにくいかもですね。
 骨幹部骨折・関節内骨折(遠位端骨折・近位端骨折)で分かれています。関節内骨折(遠位端骨折・近位端骨折)の定義は、分類表の上にも書かれていますが、一番骨の幅が大きい部分の長さの上下に骨折が入っている場合は遠位端骨折・近位端骨折の関節外骨折になって骨幹部骨折には分類されない。とかいろいろ考慮するポイントがあります。骨幹部骨折は1、単純骨折2、楔状骨折3、複雑骨折に分類されて、関節内骨折(遠位端骨折・近位端骨折)は、1、関節外骨折2、部分関節内骨折3、完全関節内骨折に分類されます。

2、整形外科 カンファレンス必携 
>整形外科医には中外製薬が配布しています。


 たいがいこの本に分類はまとまっているので、分類のために新たな本を買う必要はないような気はしますが、わりと”骨折・脱臼”、もしくは”Rockwood”を持っている人もいらっしゃいますね。これらがあれば多くの分類を網羅しているので問題はなくなるでしょう。。。

 とりあえず項目を勉強するには骨折・脱臼もしくはRockwood読んでそしてからコンサルテーションの方が無難ですね。時間かかるけどレベルアップにはしょうがないですね。
(って指導医もよく知らない場合もあるし。。。)

ですから、骨折分類の勉強のためには、
AO法骨折治療

は購入するとして、他は必ずしも購入する必要はないと思います。

 コメディカルレベルであれば、上記2つで十分で、これをカルテに記載している賢いコメディカルはきっと現場では警戒されることでしょう。。。
(褒めてくれる職場はいい職場です。きっと。。)




全然一刀両断されてませんが、今後ともよろしくお願いしますね!
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整形外科ローテーター研修医向けのオススメ教科書リスト

 2004年に開始された臨床研修制度ですが、そろそろ10年がたとうとしています。整形外科は必修ではないため、基本的に整形外科を回る研修医は整形外科希望者が多いハズです。ですが、残念なことに外科が必修だから、外科研修の中に整形外科が組み込まれているため、整形外科を望んでないのに回らねばならない残念なローテーターがいることは事実です。
 
 そんななか整形外科を短期で回るけど、どうしたらいいんだろう?と悩む研修医、もしくはそんな研修医が問題になってるけどどうしようと悩む病院が、とりあえず準備したらいい整形外科の本をまとめてみました。

 教科書ですが研修医に本代を渡す病院もあります。研修医室に本を購入する病院もあります。しかし研修医は自分で本を持ちたがり、良本ほどなくなってしまう傾向にあります。研修医の着服が多少あるにせよ、それは着実にその学年の研修医は購入した教科書をみんなまわして研修する(ハズ)なので、毎年購入してしまうというのも手だと思っています。本代渡すのと、勝手に持ってかれるのは確かにモラルの問題は多少ありますが、大きな違いはないのではないかと、、(ってやっぱりダメですかね!)

 以下が医局購入へのオススメの教科書です。

1、整形外科身体診察の教科書

 整形外科を1-3ヶ月回る。この短い期間で学べることはなんでしょうか?私が研修のマネージャーならひたすら初診の問診と診察をさせます。なぜなら整形外科疾患の患者は非常に数が多いのです。病院全体で風邪などの内科疾患でくる患者より、腰痛などの整形外科の患者のほうが圧倒的に多いのですよ!ですからこのマネージメントを勉強する機会は内科医、家庭医、外科医になるにしても重要かと思われます。
 しかしながら初診は病院の顔、ローテーター研修医には任せられない!という古くて由緒正しい考え方もあると思います。ですから実質的には研修医は救急外来もしくは夜間外来の診察を研修医が担当することになります。
 しかしERは逆に人手不足で危険がいっぱいで本来は研修医中心で任すのはヤバイと私は考えています。私は数がこなせて時間に余裕のある整形外科外来こそよい教育の場になるのになー。と思っています。
 以上の理由より、将来内科になるお医者さんには手術の手伝いさせて疲弊させるよりは、整形内科の訓練をさせてあげたほうが、将来の我々の手間が省けると思いませんか?まぁ、もちろん、整形外科外来は整形外科の中でも一番の主戦場ですから、新兵がいては仕事にならない!こういう考え方もまだまだ主流かと思われます。

2、レントゲン読影の教科書

 3ヶ月では残念ながらレントゲン読影はできるようになりません。最低半年はかかると思います。レントゲン読影技術は整形外科特有の技術なので、このトレーニングを研修医はローテートの中、試行錯誤しながら行うようになります。まぁ、本当に数ヶ月じゃたかが知れてるけどね。でもやってない研修医よりは1ヶ月でも研修した人の方がいいかな。。

3、整形外科疾患の教科書

 研修医が一般的に扱うのは外傷がメインですから、外傷の基本的なテキストが必須となります。整形内科の領域でのテキストでは残念ながら良書はありませんので、外傷のテキスト1つ、身体診察の教科書1つ、余裕があれば標準整形外科でいいと思われます。

4、手術侵入経路の教科書

 整形外科や外科系に興味のある研修医は整形外科の手術に興味があってローテートしてきます。ローテーターが一般的に行う手術は、大腿骨頚部骨折、転子部骨折、アキレス腱縫合術、各種ORIF、がんばったところでアンプタ、IMNなどでしょうか。ところがこの先生達わりと手術やりたがるわりに、術前計画もしないし、術前の侵入経路の勉強もしない先生が多いのよね。外科の研修責任者はこういう研修医を注意してください。ですから、その研修医が勉強できるように手術経路の教科書を1つ置いておいてほしいのです。

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・レジデント向けお薦め教科書レビューはこちらから。
・専門医受験対策書籍レビューはこちらから

整形外科と単純レントゲン ”骨は問題ないですねー。薬を出しておきますよ。”は如何?

整形外科と単純レントゲン
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整形外科外来で、骨は大丈夫なはずなのにレントゲンを施行し、
整形外科医師:”骨は問題ないですねー。薬を出しておきますよー”
患者:”わかってるちゅーねん!レントゲン料金返せ!!”
というのはありがちな整形外科外来のシーンかと思います。わりと患者さんの希望でレントゲンを柔軟に施行しない場合もありますが、病院の方針でレントゲンを施行する場合もあります。

単純レントゲンのお話をしていきます!

http://orthopaedic.blog.fc2.com/blog-entry-7.html
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整形外科医としての壁 その2 :骨折治療

 骨折治療についてです。

 整形外科医になっても骨折はただなんとなく骨をくっつければ直るものだと考えていました。医師になってからも日本の病院で研修したり、ヨーロッパの病院に見学に行ったりもしましたが、いまいち何が違って、そして何を目指して手術をしているのか恥ずかしながらわからなかったのです。でも自分で診療して偽関節や感染などの問題に突き当たると何をポイントにしなければいけないのかがすこし見えてきます。
 
 私は3年目に受けてきたAO Trauma Principles (Basic) Courseで考え方が定まりました。幸い本格的な外傷研修の前にAOコースを受講できたのと、理解のある職場で研修できたのでその後の研修がとても有意義になりました。コースを受講していないレジデントには原則から外れたトラブル例も散見したので、考え方を学んで研修するのと、考え方を学ばずに研修するのではある程度差が出るのかなぁと思いました。研修受けたほうが絶対的にいいだろうと思います。ACLS学ばずにER研修するのとしないのとで差が出るのと同じ感覚ですね。

 ですからレジデントの先生には是非AO Trauma Principles (Basic) Courseの受講をお奨めします。

AO法骨折治療

骨折治療の原則を知りたい方には必須です。これ知ってると知らないとで診療が変わってきますよ。

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これから整形外科医を目指すレジデントの先生へ お薦めの教科書(洋書・和書)

これから整形外科医を目指す先生へ お薦めの教科書(洋書・和書)

定番の教科書は大体決まっています。以下のようなものを大体の先輩は持っているので3年目に適当に購入するといいです。追加するとしたら、Campbellくらいですかね。。

Rockwood, Green, and Wilkins' Fractures 

 最初に整形外科レジデントになったときに薦めていただいたのはこの本です。5年に一回くらい改訂があり、2010年に出版されているので、今度は2015年に改定されるはずです。外傷全般の教科書になるので、海外の治療をスタンダードに勉強したい人にお薦めです。ほとんどの外傷をこの教科書は網羅していると思われます。私はリファレンスに使っていましたが、すべて読破したという指導医もおりましたので、おそるべしです。。

*⬆すみません。2014年度の夏に新しいのが出るようです。以下で予約できます。
http://www.amazon.co.jp/Rockwood-Green-Fractures-Adults-Greens/dp/1451175310/ref=dp_ob_title_bk

骨折・脱臼  

 私立大学の医局の先生が使っていました。所属医局よって使う教科書が異なるみたいようです。外傷に関して和書ではこの教科書がスタンダードになると思います。

整形外科医のための手術解剖学図説 

手術解剖学の優れた教科書です。最近はイラスト満載の教科書が多いのでこの本の価値はあまりないのかもしれませんが、私の前の世代の先生から”手術進入路についてはこの本で学んだ。”という先生が多いのです。どんなに教科書を持ってないレジデントでもこの本だけはなぜか持っているようでした。

AO法骨折治療

骨折治療の原則を知りたい方には必須です。これ知ってると知らないとで全然診療が異なります。っていうか、考える楽しみが出てきます。AOコースもスキーとかできて楽しいですよね。

図解四肢と脊椎の診かた 

身体診察の優れた教科書です。整形外科医は各運動器ごとに診察項目をルチーン化し、診断し治療する必要がありますが、この教科書はその診断思考過程形成に必須かと思います。

あとは、標準整形外科、クルズスは標準整形外科があればあまり必要ないかなと思います。標準整形外科は古くても多少問題なく、専門医受験の前に買いかえる形で大丈夫かと思われます。あとは興味ある分野の簡単な手術手技書を適宜購入したり、雑誌を講読したり、論文を読む形になっていくと思います。

標準整形外科学 


標準整形外科は昔はリファレンスもなく、かなりいい加減な(整形外科的な?)教科書でしたが最近は一新されてだんだんよくなっています。

教科書を買い揃える時の何かを始めよう!なにかをやってやろうという気分、いいものですよね!大切にしていきましょう!

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