整形外科的まとめBlog

運動器疾患を担当する整形外科のBlogです。初期研修や整形外科についての話題を医療、法律、ネット文化を背景にまとめて取り上げてまっす。

整形外科学会

専門医試験合格発表

整形外科専門医試験の結果ですが、

http://www.joa.or.jp/jp/topics/2014/pdf/passing_list_h26.pdf#zoom=100%

ホームページに実名で出ていますね。。
実名はどうなのか?というのはともかく、

合格された先生はおめでとうございました。

残念ながら不合格だったとしても、
再受験できるので、また次回がんばりまっしょう!

今後ともよろしくお願いしますね!
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*コメントで情報いただいた先生がたありがとうございました!!
http://www.orthopedic.jp/archives/52136261.html#comments

日本整形外科学会は整形外科医の底のレベルを上げて、整形外科医を集団で訴訟から守る工夫をして欲しい。

もうすぐ一年が終わります!今年もありがとうございました!
整形外科学会専門医試験を目指している人は最後のラストスパートと言った所でしょうか。。

今回は周辺の開業医の先生がどうしていけてないか?ということをテーマにしたいと思います。
(まずお前がヤバイよ!というのは、またの機会にご指導お願いいたします。。)

周辺の開業医の先生、優しくて的確な先生もいますが、どうしてこうなの?
という先生も何処の科といわずも正直多いことは確かです。
これまでの数多くの職場でも同様なことが、、年をとっているからなの?と疑問に思うこともありますが、
やはり基本は

日本整形外科学会がミニマムなガイドラインを作成・徹底しないから。

これに尽きると思います。
各疾患ごとの、ミニマムのガイドラインですね。

たとえばLDHならば
・基本は保存療法。
・麻痺・膀胱直腸障害があれば緊急手術対応を考慮。
・痛みが3ヶ月以上あれば手術も考慮。
とか、

疾患ごとに基本的なことをまとめた講義を作り上げて、2年ごとに必修とかやらないと、結構厳しいのではないかと思います。

最近もありましたが、やっぱりLDH麻痺が出てるのに放置はイケテナイですよ。。

 もちろん出版されているガイドライン目を通してますが、アキレス腱のガイドラインなんかも読みましたが、アキレス腱のMIS手術まで項目に入れる必要ないと思いますよ。。。

アキレス腱なら
・手術してもしなくても大きな違いはない。
・早期治療希望な場合は手術。
など。

 本当にとりあえずミニマムでいいから全体的にこれさえやっておけば訴訟されないラインというのを決めておいて欲しいのです。

 もちろん脊椎脊髄病医の講習会とかありますので勉強になりますが、あれはやっぱり”勉強”であって、”ミニマムなガイドライン”ではないのです。

 ”もっとレベルを上げないと”と日本整形外科学会はレベル向上、アメリカ追いつけ追い越せをよく口にしますが、”底の押し上げ”の方が大切だと思いませんか?
 
 どうせアメリカに手術数ではかないっこないんですから、、、

 是非、底が定まっていない私のような医師の助けになるようにガイドライン教育を徹底して頂ければと思います。

 ミニマムガイドライン策定はつまるところ整形外科医全体の訴訟リスクも減らすことになり、業界全体の利益となるはずです!

 是非是非よろしくお願いいたしますね!!
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腰部脊柱管狭窄症Q&A 整形外科医が答えます。  その1

腰部脊柱管狭窄症について

Q:どういう病気ですか?

A:腰部脊柱管狭窄症は、少しあるくと足がしびれて動かなくなるような症状(間歇爬行)や、腰を伸ばすと足に痛みが走るような症状を主にする疾患です。

Q:どういう検査をするの?

A:腰部MRIにて腰の骨の後ろを通っている神経の管(腰部脊柱)に狭窄を認めます。単純レントゲンにて腰の骨が前後にずれている腰椎すべり症や、腰の骨と骨の間のクッションが変性している腰椎椎間板症による不安定性や、脊椎側弯症が合併している場合があります。腰部MRIで脊柱管に明らかな狭窄を認めなくても、撮影条件によっては症状を認める場合もあり、ミエログラフィー検査にて診断される場合もあります。下肢へ行く動脈が詰まってしまう閉塞性動脈硬化症との鑑別のためにABIという検査をする場合もあります。

Q:治療はなにがいいのですか?

A:一般的に治療は難しいです。整形外科におけるの保存治療のラダーは、1、運動療法、2、薬物治療(プロスタンジン製剤内服・注射、他内服治療) 3、ブロック治療(EDB:仙骨硬膜外ブロック)となっています。手術手段としては、除圧手術だけでは対応できない場合もあり脊椎後方固定が選択される場合もあります。

Q:どういう場合に手術が必要ですか?

A:どうしても必要な場合は、痛くて動けない場合、ほとんど歩けない、など日常生活が上手におくれない場合は手術を考えます。とくに下肢の筋力が低下している、膀胱直腸障害がある場合は早期に手術をしないと治癒の可能性は下がります。

Q:手術しない方法はありますか?

A:下肢が麻痺したり膀胱直腸障害がある場合は手術しないと治らないでしょう。ただ、下肢筋力低下があっても軽度な場合、まだ歩ける場合など、手術適応が難しい方がほとんどです。ですから、その人の生活状況に合わせて手術や保存療法を計画するようにしています。

Q:プールはどうしていいのですか?

A:何が起きているかというと、動けない、日常生活が上手におくれないと、徐々に体力がなくなり、体もかたくなってきます。体が硬くなることで、思うように体がさらに動かせなくなり、運動と体力の負の悪循環に陥ってしまいます。外来に来る時点でこの悪循環に陥ってる人がほとんどです。ここから抜け出すには腰部脊柱管狭窄症を悪化させず、体の機能を保てる運動療法が必要です。腰部脊柱管狭窄症の患者さんは歩くと症状が悪くなりあまり歩けない方が多いのですが、プール歩行だと症状が起きない方が多いのです。腰椎すべり症や腰椎椎間板症を合併している方も多く、負荷がかかる運動では腰痛が悪化することもある為、重力の影響を低くできるプールでの運動療法を薦めています。

今後ともよろしくお願いいたします。

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どうして日本整形外科学会脊椎脊髄病医研修会は秘密主義なのか?

 日本整形外科学会脊椎脊髄病医研修会についてですが、インターネットで検索してもさっぱりヒットしません!!なぜか秘密のベールに包まれています。整形外科学会雑誌の3月か4月号のはがきをゲットして郵送しないと参加できませんが、そんな情報は聞き込みか、メールで学会に問い合わせないとわかりません。
 講習会参加するだけで取れる資格にどれだけ意味があるのかイミフですが、講習会の内容自体は研修医の時に聞くととてもためになるようなしっかりした内容です。可能であれば、腫瘍の単位のように研修医のときに必修にしていただいたほうが良いような気もします。
 脊椎の研修会はスポーツの研修会に比べて比較的しっかりとしている印象ですが、やはり講義だけではなく、教育効果がより高いといわれている実技やワークショップなどを充実してほしいと思います。整形外科学会全般でACLSやJATECなどをご存知の教育学を勉強した先生が研修会全体をサポートしていただけるような体制をとって頂きたいと思います。

今後ともよろしくお願いしますね!
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先生方は、若い整形外科医と一緒にスポーツ医学会を作っていく意志が本当にありますか?日本整形外科学会第38回スポーツ医学研修会報告1

整形外科学会 第38回 スポーツ医学研修会 報告

日本整形外科学会が主催する第38回スポーツ医学研修会に参加してきました。

一言で感想を言うと、”とてもつらい”です。

何がつらいというと、朝の8時から夕方6時までほとんど休みなく座って講義を聴かないといけないからです。正直、こんだけ長時間座っていると、エコノミークラス症候群で誰か死にかねないなとまじめに思いましたし、休み時間も10分程度、それも講義ごとにとれるわけではないので、かなりつらかったです。

講義内容も知識全般の全体のコンセンサスを全然とっていないように感じ、個人の主張も入れ混じっていたので、ためにならない講義も多く、”教育というよりはむしろ、お金の収集を目的としているのではないのか?”と思われても仕方ないと思います。

多分、テストを作らないんだから、座学だけでいいだろう、批判されたらテストでも始めよう。などと思われているのかもしれませんが、ワークショップなどで診察実技や運動処方の実技を取り入れたり、SmallGroup学習で、各参加者の先生と知見を深めたり、少し工夫をしてスポーツ界にも人間学と教育学をとりいれないと、

この分野はいまだ根性主義で、未来がさっぱりないなとか若い人に思われてしまいますよ。

と個人的には思いました。

FYI
・専門医取得後に講義を聞いて、2年連続聴講すると日本整形外科学会のスポーツ医学専門医の資格がもらえるそうです。
・値段がかなり高く、この講義の内容を考えると、かなりのぼったくられ感があります。これまで受けた講習の中で最悪の講習でした。
・ただ原先生の講義はすばらしかった。山澤先生も面白かった。
・もう少し講義の内容を学会としてスタンダード化させると聞きやすいのかもしれません。
・あと重複がものすごい多くて正直いらいらしました。整理すれば講義は半分量くらいにはなると思います。
・質問できないのであれば、ビデオでも変わらないのではないかと思いました。講義の学習効果は300人大教室だとほとんどないと考えたほうがいいと思われます。半分くらい講義もつまらないので寝ているようでした。

整形外科専門医試験のためにまずやること3つ。

整形専門医試験のためにまずやること3つ

整形専門医を受けようと思ったときにまず必要なのが、

1、整形外科学会入会。
2、医師としての研修履歴6年。
3、整形外科研修病院での研修(4年間)。

以上の3つ

ポイントは手帳の評価を各施設を異動する前に指導医の先生にもらっておくこと。万一もらえない場合は、手帳のコピーを送付して書いてもらう形でも可能(整形外科学会事務局に確認済)。研修医1年目のときにいろいろな学会に入会して、3年目の入局のときに学会を選択するのがいいかもしれません。

そろそろ専門医を受けようと思ったあと必要なのが、

1、論文。
2、症例収集。
3、受験勉強の時間。

です。

1、論文
地方の学会誌が一番乗りやすい。ある程度珍しい症例を症例提示で出すのが一番簡単な論文の書き方です。もちろん上の先生のいわれるように学会発表したり論文書いたりすれば普通はクリアできていく部分かと思いますが、学会発表と異なり論文の準備には半年から1年くらいかかるので、受験しようと思っても論文がネックになることがあります。

2、症例収集
学会が指定するフォーマットでレントゲンなどを乗せた症例提示が必要になります。使いやすい症例、突っ込まれない症例(膝蓋骨骨折などありきたりで突っ込むポイントがきまっています。)などが症例提示にはよいと指導を受けました。自分が発表をした論文や発表の分野だと、自分自身よく勉強しているのでいろいろ質問されても答えやすいので乗せやすいということもあるようです。

3、受験勉強の時間。

だいたい2ヶ月程度の勉強時間が必要になります。特に直前一ヶ月は可能であればまとめて時間をとりたいところです。(もちろん普段の診療をまじめにこなし、すべてを理解しながら診療されている先生には受験勉強自体必要ないかもしれませんが、、)骨腫瘍の専門施設を回り、小児の専門施設を回ったあとに専門医試験が受験できれば、もう少し試験勉強も楽かもしれませんが、外傷病院を回ったあとでも専門医師試験の外傷の内容は難解に感じたので、専門医試験のための勉強がある程度の時間必要なのではないかと思います。

まぁ、日常の臨床に力を入れるのが早道かもしれませんが、試験の為の試験勉強という面も否めません。


*あと追加ですが、腫瘍の単位をとらねばなりません。腫瘍の学会は結構お金がかかりますが、基礎だと学会参加費が確かかからなかったような、、、

とりあえず腫瘍の単位をゲットして、今後ともよろしくお願いしますね!
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