整形外科的まとめBlog

整形外科専門医が監修しているBlogです。初期研修や整形外科についての話題を医療、法律、ネット文化を幅広く取り扱います。専門医試験対策はアップデートされますので過去ログ参照してください。青森・東京・関西圏対応

運動療法

運動療法の指導のポイント とりあえず個人的には大事だと思ってるポイント

今回は運動療法の簡単なポイントですね。

よく患者さんからは
”通勤で30分歩いているんです。”
的なお話をお聞きします。

でも通勤での運動ってなんか運動に入らない気がするんですよね。

心肺機能的な運動維持には大事だと思いますが、
機能改善・維持の為の運動とは異なる気がするんです。

自分の体のメンテナンスの為に時間やリソースをかける事ができるのか、
という心理的な問題と、

あとは鞄を持っていたり、スーツでの運動って 
効果低いと思うんですよね。

ですから、

1、自分の体調維持にリソース(お金と時間)をかけること。
2、運動は鞄やスーツではダメで、運動の為の運動にすること。

この2点は留意して外来をしています。

他にも留意するポイントがあると思うので、
いろいろ教えてくださいね!

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P.S. ジャージ通勤するようになって体調がすこぶる良くなったorthopedicsより。

運動療法ってどう指導してますか?

運動療法ですね。

患者さんはいろんな運動をしてたりするので、
社会歴で職業とスポーツは必ず聞く項目になってます。

個人的にさっぱりエビデンスはありませんが、
どんなスポーツがオススメなのか記載してみました。

あくまで個人的な意見なのでそこらへん勘案してください。

A 推奨する。症状悪化の可能性少ない。
B 推奨する。場合によって症状悪化のリスクあり。
C あまり推奨しない。場合によって症状悪化のリスクあり。
D やらないほうがいい。場合によって症状悪化のリスクあり。


A+  水泳(背泳ぎ・クロール)
A    水中歩行 
B   歩行 
B   ストレッチ
B   筋トレ
C   自転車
D   水泳(平泳ぎ)

みたいな感じです。

やっぱり一緒にみたりしないで運動をしてもらうのは、
歩行と水泳くらいしかない気がします。

ストレッチや筋トレは、診察して評価しないと
なかなか難しいですよね。

自転車についてもトライしたこともありましたが、
症状改善にはあまり役に立たないんですね。
心肺機能維持的なカロリー消費にはいいかもしれませんが、
身体機能の維持や改善にはあまり結びつかない気がします。

腰痛ガイドライン的には、
どの運動も変わらないって話ですが、
私は全然違うと思いますけどね。

歩行、水泳あたりは腰痛や肩こりなんかによく効くと思うんですが、
みなさんはどんな運動を処方してますか?

いろいろ教えてください!

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栄養価しっかり考えてますか?季節の野菜を取りましょう!

外来でですね、

”しっかりダイエットしてください”

って言うわりに、
ダイエットの方法をさっぱりしらないドクター多くないですか?

個人的にも、
ダイエットの訓練指導とかも、
どう指導しなさいとか
そういう訓練もあんまり受けなかったですね。。

私は、
ダイエットしたい人には食品成分表を買ってもらうようにしてます。
しっかりカロリー計算して欲しいからですね。



カロリー制限自体に意味があるというよりは、
計算してカロリーをつけ始めるだけで、
その人が意識して余分にとらない習慣づけが重要だと思ってます。

あとは、ダイエットよりも
運動療法を推し進める必要があると思っているので、
ダイエットだけしてもらうことはありません。

さてさてこの食品成分表ですが、
結構カルシウムやらビタミンも計算できるので、
ビタミンD製剤やカルシウム剤は極力処方しないようにしているのです。

しかし!栄養士さんによると、
実は、季節の野菜と、ハウスの野菜では
同じ野菜でも栄養価が半分くらいになってしまうとのことです。

こういうところの気配りも重要なのかなと思ってます。




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マンガ eせいけい 第八話 運動療法やらないか? 整形外科と交通事故編

マンガ e せいけい 第八話 運動療法やらないか? 整形外科と交通事故編
原作 eせいけい 作画 佐藤ショーキ

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マンガの続きはこちら
http://wp.me/p30ItK-Y

今回は、交通事故をテーマにしてみました!!
佐藤先生ありがとうございました!!

 交通事故治療は、長年のテーマでしたが、
こつを教えてもらって実践できるようになってからは困ることは少なくなりました。
基本的に残る患者さんのほとんどは、頚椎捻挫の人です。
対応などはメルマガには流していますが、リンク先のマンガに書いておきました。

 他の骨折などの外傷の人は交通事故特異的というわけではありませんので、
普通に外傷で対応できると思います。
 もちろん多発外傷の範疇もありますが、数が少ないですし、
脳外傷含めた患者さんの治療にはものすごいリソースがかかるのは、
当たり前ですので、リソースをかけてあげてください!
そして後遺症は多くの場合残るんだから、
少し盛ってでも障害認定しないとかわいそうです。。

 もちろん多発外傷の患者さんも

・タバコがやめられない。
・疾病利得により本当の症状が把握しづらい。
・医療従事者に責任を問う傾向が強い。

などと、、ややめんどくさい傾向はありますが、
これは多発外傷に特有なことなのでしょうがないと思います。
 多発外傷を起こす人たちはもともとそういう傾向がある人たちなんだ!
と主張する整形外科医もいると思われますが、
いつ自分が多発外傷になるかわからない昨今、やはり

・スタンダードな治療、
・常識的な対応、

そういうの徹底したいと思ってます。

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メルマガで先行配信したままになっていました。。

マンガで学ぶ腰痛診療ガイドライン マンガeせいけい☆

以前数回に分けてまとめた腰痛マンガの内容は、実は脊椎脊髄病学会での白土先生(福島)の腰痛講義をまとめただけだったりします。
ririkpoor
http://www.orthopedic.jp/archives/cat_50049153.html

今回はわりと適当に腰痛診療ガイドラインを抽出してまとめてみました。

ガイドラインは
1、定義
2、疫学
3、診断
4、治療
5、予防
的な順番で記載されていました。


1、定義
・原因の明らかなものと明らかなものではない腰痛がある。

腰痛のDdxとしては、

脊椎由来
神経由来
内臓由来
血管由来
心因性
その他

があげられていました。この鑑別診断もマンガでしっかり表にまとめましたね。
backpain2Untitled
http://www.orthopedic.jp/archives/52074604.html

・腰痛の場所を肋骨より下臀溝より上と定義。

腰痛の場所の定義ですが、ガイドラインでは肋骨より下と場所の特定をしています。
わりとここら辺は臨床ではあいまいな場合があります。
”さっき痛いっていってた部分とちがうじゃん!”みたいなことよくありますしね。。

・腰痛は急性、亜急性、慢性腰痛に分類。
LBPchoronic
http://www.orthopedic.jp/archives/52056098.html

急性は4週以内なのだそうです。
ここは講義が眠かったのでうっかり聞きそびれてしっかり描けなかった部分なのでしょう。じきに書きなおします。(泣。。)


2、疫学
腰痛の自然経過

・腰痛は1ヶ月で急速に改善するが、12ヶ月たっても60%の人には症状が残る。
lbpFFG
http://www.orthopedic.jp/archives/52063200.html

そうですね。腰痛の人は2-3週で外来にこなくなることが多いですが、
一旦症状が良くなっても、まだ痛みは残っているケースが多いのでしょうね。


3、診断
・腰椎レントゲンは診療にかならずしも必須の検査ではない。

LBPoo
解説
http://wp.me/p30ItK-P
↑藤堂茶路先生に書いていただいた第七話の絵なのですが内緒でリンクつけておきます。

単純レントゲンは必ずしも必要ない印象がありますが、外来ではだいたい撮ってますね。。

・危険な腰痛のサインを見逃さない。
LBPta
http://www.orthopedic.jp/archives/52074604.html

これはマンガでしっかりと書いてあります。
腫瘍とか感染を見逃さないように、というメッセージですね。。

・痛みが続く場合、危険な腰痛を疑う場合は画像検査を行う。
http://www.orthopedic.jp/archives/52074604.html

これも前述していますね。


4、治療
・薬物療法は有効。

あたりまえというか、、

・コルセットは腰椎の機能改善に有効。

特に腰椎の不安定性をもつ患者さんには有効ですね。
筋膜性腰痛にはあまり効果的ではない気がします。

・運動療法は慢性腰痛には有効。
LBPope22
http://www.orthopedic.jp/archives/52063476.html

とても有効ですね。プールまじめに通える人はわりと良くなっていきます。

・腰痛に対し代替療法と保存療法では治療の有意差がない。
LBPhhh

ガイドラインでは有意差がない=有効であるとは言えない。という結論になっていますが、正しくは、結果は変わらないので、代替療法側に軍杯があがる恐れがあります。。基本的には何してもあまり変わらないという結論ですが、不安定性がある場合はコルセット、筋肉性の場合はストレッチ(急性期は避ける)でよくなる印象はあるんですけどね。。原因雑多にするとそのような結論になりそうですけどね、、

5、予防
・運動療法は腰痛予防に重要である。

ririkpoor
http://www.orthopedic.jp/archives/52056098.html

これも当たり前ですが、あんまり患者としては納得できないものなのですよね。あまり説得力もって運動療法を推し進められない印象があるので、なにか良い手があればと思っています。





 腰痛に関するマンガを担当していただいた、季節キノコ先生、藤堂茶路先生、ありがとうございました!!わりと腰痛についてガイドラインをわかりやすく説明できたのではないかと個人的には思っています。

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気のせいか、Let's Swimmigってなんか変な気がするorthopedicsより

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