先日は、ぱっと見、

化膿性腱鞘炎?

みたいにA1掌側周囲で赤く主張して、
背側まで炎症が波及している
蜂窩織炎か化膿性腱鞘炎か
という症例にあいました.

1週間前に同指のささくれが一旦悪化したとのことなので、
感染症かなーと思いました.

体質的にはアトピーではないけど、
アトピーのような肌の人だったので、
化膿性腱鞘炎かなと。

化膿性腱鞘炎といえば、

カナベル徴候 Kanavel sign

・指のびまん性腫脹
・指関節の軽度屈曲拘縮
・伸展時の激痛
・指の屈筋腱腱鞘に沿う圧痛

ですね!!

これ全部当てはまるんですね.

MRIとって、当然抗生剤かなー、と思ったんですが、
MRIでは膿がたまっていなかったので、
biopsyしても起因菌が取れないだろうなと思ったわけです。

というわけで、ルチーン通り、

NSAIDsのみ処方.

ですます事にしました.

もちろんもっと悪くなる場合はすぐ来てね、
ほっておくと関節溶けてしまう事もあるよ.
と説明はしましたが、、

結果は、





3日後、NSAIDsのみで完治です。

今回はとても勉強になって、
常日頃感染症の先生に言われ続けた、
起因菌がわかるまでは炎症を少し観察する勇気
って大事なのかなと思いました.

もちろん最初から抗生剤やってても結果は変わらないし、
指はcontractureが始まる2週までには治療の勝負をつけたいですが、
いつ抗生剤始めるかって難しいですね!!

今後ともよろしくお願いしますね!
eseikeiUntitled

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